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生きる前に恐怖とつきあう [恐怖]

この世の憂鬱から 逃れたい時に  

僕らは  清冽さを 求めるのだろうか  

恐怖に 打ち勝ちたい時に  知らず  

なにかに  身を寄せたい、と  

そうして  僕らが 神や 信仰を生んだのなら  

それを 否定できる根拠は どこにあるのだろうか  

それは わからない世界のことを 尋ねるようで  

こころもとないが  

その理由が 僕であっては いけないのだろうか  

生きて  生きている時だけが あるのは  

生きているから   

それを 知るのも  感じるのも  

生きている という  Now  

どこかの中点ではなく   全点である コマのように  

回りながら  広がり続ける   

それは  追いかけているのが  僕らの意識だからで  

あったりする   

広がる  意識   

広がれ  心  

そうなのだ   

まず  恐怖を  打ち破らなければ   

これから  生きるために   

死に損なった  岩場へ行って  

そう  ダイブしよう    

怖いけれど  海に 引っ張られる という  

根拠のない  不安に  取りつかれてしまう前に   

するべきことを   

一番したくないことを   

やろう   

できるか、とか  考える自分ではないのは  

よく 知っている   

暗闇の 堤防から 眼をつぶり  

歩いて  

5m下の 海に落ちたのも  

僕だった   

そのあと  また 目をつぶって  

堤防を  目標まで  歩いたではないか  

その恐怖の  わかりやすかったこと!  

真っ暗  真っ黒  ということ  

見えない  わからない  ということに  

過ぎない  

ただ  足がすくむ  その先に足場がなく 見える(思える)

ここが堤防の上だと  わかりきっているはずなのに    

考える    また 堤防から落ちたら!  

心配ない  死にはしないから  (なんだ、そうか)

今回も  たぶん   同じだ  

もっと 楽   

眼を開いて  飛ぶんだから  

ほら   

 

*昨日、病院で額の抜糸をした。3針だった。チクンと2,3回ものの10秒

くらいで終わり。あっけなかー(ここの方言?)。

額は楽だったが、膝はまだ半分曲げるのがいいところ。これでは岩場へ行けず。

時間を見つけて、堤防から5m下の海へ飛び込みたい。いかに?

IMGP0007.JPG

三角の島。これは少し遠い。位置ではその島のすぐ下に見える、海に突き出たのが、

その堤防。
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