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こうなったからには [感染]

物語はどんどん現実化してゆく。ウィルスの現状を見れば明らかなことも、 

世間を憚(はばか)ってか、人を心配させないルールをおもんばかってか、  

現実を見ない。 直視しなければ、見れないのだから、言葉は言い訳に  

逃げるしかなくなる。 でも、言ってはいけないのだろうか? 

(パンデミックについての不安が大きいと自覚する方には、この先は読まない

ことを勧めます) 

1週間前の想定による想像は、もう現実になってニュースをにぎわせている。  

「こうなったからには」 パンデミックは起きている、とどうして言わないのだろう、  

TVのコメンテイターはバッシングを恐れ、官僚は出る杭にはならないように、

政治家は責任を転嫁するのに汲々とするので忙しい(旧態以前から)から、医療

態勢がどうの、試験試薬がどうのと、一応もっともらしく聞こえることを言っているが、

言葉を弄して、肝心の失態には触れず、それについての追加処置や反省対応など

は、一切言わない。    

あまりにのんびりしているので、拍手したいぐらいだが、火を点けたいわけではない。  

今の状況を見るには、この先の環境の事態を一度、確認して心に留めてからにした  

ほうがいいのではないか、と思う。  それはこれから起こるだろうパンデミックのまた

その少し先の話だ。   

阪神淡路大震災も死者6000人以上、東北関東大震災でも死者15000人以上を 

出している。これらの遺体処理はどうしていたか? 阪神淡路大震災では焼却場  

が意外と残っていたので、焼却に回せたが、それでも限りがある。近県にも応援を  

してもらったが、それでも全処理には3か月近くかかっている。ともかく多いので、  

まず一度土葬してしまう。そして、あとから順番に掘り返して、近県の火葬場に  

運ぶという算段を取った。   東北関東大震災でも同じように一度、土葬された

だろう。 これはパンデミックになった時も、病院は満杯だし、遺体収容所がある

わけでなし、状況は似たようなものになると思われる。 東京都でも条例で非常

事態の遺体処理については、どこの公園に穴を掘るのか、決めてある、と聞いた

ことがある。-と、ここまでは最も最悪の事態を想定した話で、今はまだそこから  

は遠い。なので、この話(震災時の)をした。  (ウィルスは土葬で死なないのと

、その場合の専門家の意見は調べていない、省く)

この事実をまず受け止めて、世情がどうなっているのか想像がついたら、現実に  

もどってまだまだこれからできる対策が見えるはずだ。家族にやってもらう水際  

対策の重要さも腑に落ちるはずなのだ。  体への対策は神経質になっていい、  

他人との対応は逆に誰がどう対応していようと、神経質にならずに放っておく。  

すでにエチケット対応が日本人の神経質でもあるのだから、少し、鈍いくらいで

もいい。マスクをしていないからと、非常ボタンで地下鉄を止めたりしないことだ。

二次災害は人災が最もばからしい。どのみち、今はまだ恐ろしい恐ろしい、では

かえってヤバい。  

医療態勢で効果のある治療薬の特定、病院の隔離体制、それらが効果的に  

全国的に増加・配備され、医療機関で検査がいつでもできるまで か、感染が

中国・韓国・日本でピークを過ぎるまで は用心に用心して越したことはない。

 




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