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君が走っている :子供の僕と子供たちへ [感謝]

< 子供たちへ >


誰かが 僕に、  

もっと 勉強をしろよ、 本を読めよ、と  

言ってくれることは  なんと  心強いことだろう   

僕は  冗談でなく  本気で そう思っている   

これは なんだろう?  

それは  たぶん、 勉強でも  もっと違う  

学びのこと ではないかな   

読書でも  もっと違う   観察や 視察のこと、  

ではないかな、  と 

陽のある 野や  フィールドに出て。
  

それとも  応援を求めているのかと   

それについては  僕の気難しさが  顔を出す  

それを期待して  期待したくない という  

どちらも  実際に  そう 願っている   

ちょうど  街角で  期待した楽曲が  

記憶の底から 甦って   頭の中で 鳴りだすことがあるが  

そんなように   歩いていて  

とんでもない時に  それを聴きたい   

そんな 超 贅沢な  期待がある   

僕が  何の考えもなく  街の  通りをあるくという  

そういう 理想の  シチュエイションで   

これぞ、という  僕を 鼓舞する   音が  

耳の奥から  高らかに、 あるいは  しめやかに  


僕は  思う  

そんなに 応援してくれるのなら  

やれるところまで   やってみよう、   と  

そんな気にもなるの  だろう   


それが  僕の  活かされる 形式なのだ  

晴れやかな  人の 気づけない  儀式なのだ  

それは  神経や   体の記憶に  触発される  

恐らく  

しあわせの  一形式なのでは  と 思うのだ  

僕は  心の深い 箇所で  

人との 関係を求めている  自分を  

知っている   

それは  人に知られてはならない  箇所で  

そこまで  近づいてくるまでに   僕が  

引き寄せてしまう  そういう人に 違いない   

そういう勝手な  空想を  弄び  

夢に  浸るのが   

涼しくも    気持ちいい  


僕の 思う処を 超えて  

はるかに  調和した世界に  変換して  

僕の一歩先を  示してくれる  

これが  君の  予定調和  なのか  

どこまでも  僕に 寄り添いながら   

それの背景に  細やかに  気にかけてくれる  

それを  退けることは  僕の未来・ 未知というものを  

受け取らないということ   

僕は  進む   

間違いのない  自信の  もとに  

僕の 望む方向に  僕と君の  建設した道 を  


死の丘を 越えて  

生の 生きたままの情報を  ダウンロードして  

僕は  そんなこんなで  

ひとつの アプリ、なのかもしれない  

他の アプリも  立ち上がっているのを  見る  

森林の 中で  奥から 湧き上がるように やって来る  

白い霧  その大群が   押し寄せて  

世界は  白さに  包まれてしまう  

また   

霧が晴れたら  何が起こったのか  わかる  

目の前で  起きていたことが  ほんとうは  

何だったのか?  それは何だったのか、 が    

わかる   

新しい時代の  息吹を  呼吸する日が  

来たことを   


まだ  早すぎる期待が   駆け足を している  

どこを  走っているのか  

いつ  ここに  届くのか   

君が  走ってくる、  

ああ  走ってくる   

君 だったんだ   

僕が  応援しているんじゃない   

まだ来ていない  君が  

僕を  応援していたんだ   



誰かが 僕に、  

もっと 勉強をしろよ、 本を読めよ、と  

言ってくれることは  なんと  心強いことだろう   

僕は  冗談でなく  本気で そう思っている  


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