SSブログ

昔という時代を、指でなぞると [昔]

いつか 

いつか  サム 

SOMEDAY 、 という  

夢で弾く  ジャズピアノ  

日記に 2月 11日 と 綴るのか  

嵐の 予感 

巻き起こる 瞬間の ・・  

ああ、 突然に  しあわせ よ!  


ラヴ というのは  止められないことだった  

君を、 そう、 見ていた  

白いカップに コーヒーを うまく  

注ぐように   

あふれるのにも  気づかずに  


初めて 愛し合うのは  

初めての 実験のように  兼ね合いが  

そろわない   そのまま 別れる  

憂愁が  やってくる  

思ってもみなかった  初めての 重みで  

繊細さが  必要だったのか  

繊細さが 要らなかったのか  

噛み合わない ・・・   それ・ 

・だけなのだ  


私を  月に 連れて行って  

そんな 彼女は いない  

いても 話ができる 男は  

少ないだろう  めんどうだ   


また  憂愁が  ・・  

それは 映画の匂いで  文学じゃ・  

・なさそうだ  

そこで 笑って  とか  

演出家や メガホンの 匂いでもない  

スクリーンに  ムーンリヴァーの  情景  

ゆっくりめな メロディー、 郷愁の ささやき    


冒険して ! と  声がして  

朝、 目覚める  まだ  

胸が 高鳴って  心臓ヤバい  

夢じゃないのに  誰かが いるのでもない  

(急に  涙ぐんで)   そうか  

自分の声 だった   

夢を  あきらめるな! と  

僕が 僕に  

ひとり 心で 泣いてしまう  


さあ、 泣かなくていい  

ミッドウェイは  広い  

彼女が それでいい、と  

It’s all right と 言ってくれる  

指を 広げて  いつもの サインで  

頬笑んで  

いつもの 光景が  やがて  

永遠の 情景になると  

知らないままで  いい  いい、  

いいんだ  

それは  陽が 暮れるように  

暮れさせとけば いい  いい、 

いいんだ   


それは あるものだと思っていた  

ロマンという 3文字が  街を歩いている、  

そんな風に 。 

ロマンは  死んだ   または  

短命を 生きた  19世紀に  。 

今は 骸骨を ぶる下げて  魔女のように  

箒で 飛んでいるだろう  

もう  捕まるのは  まっぴらだ  

愛の 贅沢も  言わない   


タクラマカン砂漠は 知らないが  

心の  峡谷という、峡谷に  

川は  流れるよ  

水は  それぞれ  自分たちで  それなりの 

形を つくる  

かたちを  つくるの  

わたしたちの  ために  

そのなかに  わたしたちが  生きるための  

すべてを  つめて  

生活を  はこぶのよ  

さあ、  流れていきましょう  

だって  水は  上流には  向かわないわ  

流れ 下るものよ  

わたしたちを  ひとつにして   

まるで 息吹きのように  

まるで  育てるように  

わたしたちを  包む   

わたしたちを  生み 上げる  

だいじょうぶ  

わたしが いるわ  

この世界は  あなたの  ものよ  

あなたたちは   あなたで  ひとつ  

あなたは  あなたたちで  ひとつ  

それが   

生きることよ   

考えなくても  それで  方向は  

あっているわ  


だいじょうぶ  

わたしが  見ているわ  

これまでの あなたも  そうだったし  

今の あなたも  わたしを 

知っているわ   そうでしょ?  

だから  

これからの あなたも ・・・  

また そのこれからの  あなたも ・・・  

また  次の  航海も  後悔も  

続けて  

それで  いいの  

あなたは  あなたなんだから  

今の あなたが  今の あなたなんだから  


水は  それぞれ  自分たちで  それなりの 

形を つくる 

わたしも  あなたも  

死なない  ・・・  

いつまでも  生きなくて  

いいの  

わたしたちは  

死なないから ・・・

死なないから  ・・・  




*昔は  あからさまに、 明らかにと 言うか  

  愛が ありましたね。

  




nice!(17)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。