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チビコウモリの晩 [コウモリ]

あのチビがまた来た。 

大雨だというので、かなりシャッターを下におろしていたが、 そこ 

から窓との狭い隙間だが、十分に通れる隙間を登っていく。 

コウモリと言えば、コロナの大元だと疑われている、ま、それは 

武漢の話だが、どうもコロナを象徴しているな、と思った。 

今度は、シャッターが下りている分、シャッター袋に余裕ができた

のか、上からそこで止まらずに姿を消してしまった。  

シャッター袋に入ってしまった? まずいな、シャッターを上げられ  

ない。 あんなチビを巻き込んだら、寝覚めが悪いだろう。  

コウモリ6.18-2.jpg

 にしても、なぜあいつはこんな危険な場所に入ってくるのだろう?  

巣がわからないではないだろう、この3,4日は姿を見かけなかった 

から。どうして巣へ帰らなかったのだろうか?  

少し、シャッターを上下させてみたが、反応なし。シャッター袋の  

他に潜れる場所があったのだろうか。 

!!もしかして、屋根裏にまでつながっているとか。コウモリなら、 

屋根裏でも歩かないから、不審な音は少なくてすむだろう、・・・・

まさか、な。  

明日、屋根裏を見てみるか。なんだろう、それでどうなるのか。  

調べる必要はあるのだろうか?  

梁があるから、見つけるのは難しいかも。  

うーん、なんだか、面倒になってきたな。コウモリが同居して  

いても迷惑、という話じゃないし。家賃は取れないだろうが ・・。  

もしかすると、屋根裏で生まれたチビかもしれない。あいつだけは  

小さいので、今だけは自分だけの出入り口なのかもしれない。 

たまたま僕がいる時に帰って来ただけで、いつも僕がいない時刻 

に ここから出入りしていたのかも。  

これって、コロナを飼うということには、ならないと思うんだが ・・・。  

これ、自分で笑って、おしまいかな。  

ヘヘ ・・。  


日々は  くり返さない  

昨日は  もの寂しく  いないのだ  

僕は  ジャズの上に  坐っている気分  

昨日も  今日 も ・・ ない  

くり返さない  昨日を  聴きながら  

同じような  一日を  噛み しだく  

自粛で だるいような  ゆるい日々  

休日は  休むものだが   かったるさの 呼吸から  

なにか  気持ちを 立たせてくれよ、 と  

うっとうしい 声も  聞こえてくる  

街角を  返してくれよ   とんがり帽子が  言ってる  

なんの 映画だったか   忘れ去る 午後 とか  

古い 500円で買える DVDに  なったんじゃなかろか  

わかるように  とても遠い 距離とか  

また お会いしましたね、と  やわらかな 挨拶とか  

ララ  ラリララ   この そばに  

なにか  言いたいことがあったような  そんな  

雰囲気だけで   どうでもよくない? と  

眼で 言われている  

・・・・・・・・・・・・・・  


そうだよな。 知らないところに入ってくるのは、野生じゃない。  

すると、やはり、ここはあのチビたち(?)の巣なのか。どこに  

でも入り込むのが、彼らのやり方で独特な安全の確認のやり方、 

があるらしい。 しかし、親はそもそもどうやって入ったのか。 

屋根にそんな隙間があるとは思えないが。  それにこの夏の  

晴れ間は屋根裏はサウナ状態になっているはずだ。だから、 

屋根裏が占有される心配はなかった、と思っていたのだから。 

あるとすれば、屋根裏から外壁との隙間があって、そこを涼しい  

ところまで下りてゆくとか。なにか、秘密の迷路になってきた。  

確かに、1階から2階への階段下はまるまる三角空間がある。  

隣が浴室だから、冬は暖かいのかも。  

昔の話だが、床下は細い蛇が一時間借りしていた。時々、 

床下の壁の細い格子の間から、外側にある水道の蛇口場に  

来て、水を飲んでいたらしい。一度だけ姿を見たが、30cm  

くらいで、大きくなれば格子は通り抜けられないので、引っ越し 

したらしい。  

こういうことは、知らずに家の誰かが動物に同調した信号を  

発したりするからだろうか。それは真面目に検討できる項目 

だとこの頃思える。彼らはそういう人間の信号から、恐らく、 

危険や安全を読み取っているのだ。彼らは間抜けではない。 

理由なく巣を決めることは、絶対ないだろう。  


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