バーミヤンのあとは物理学
今晩は若い知人が成長していたのに、少し驚いた。
バーミヤンで2時間半ほど話した。今まで同じ料理を頼んだことがないのに
同じ定職を注文した。これは相手と波長があっていると示す時に、出る行動
である。この8年で初めてとなれば、驚いてもいいだろう。
自分の考えた新しい考えも披露していた。これにも驚いて、「君の言うとおりだ」を
連発した。人が進んで、成長した姿に出会うと、まるで自分の世界が変ったように
感じる。でも、彼は仕事上で大変でアドバイスをもらいたいと、思っていたのだ。
成長する素直さが出て来て、自分の考えを述べるようになったら、ほとんどアドバイス
は必要ない。聞いたら、すべて前もって答えを得ようとする心配で、考え過ぎという
不安だった。やはり、アドバイスは必要ない。
人は失敗を恐れるあまり、未来の答えを現在に求めようとして、考えても仕方のない
答えの出す不可能を、考え出そうとする。
そういう心の問題はその場で答えを出せばいい、と。それだけだ。
その時までに自分の心や気持ちがどうなるかはわからない、いつでも、永遠に
わからないことだ、と。その時にその時の自分が答えを出すべきで、今の自分は
関係ないのだ。だから、つまらないことで悩む必要はない。
物理学の話はまったく出ない。彼には興味がないからだ。彼とは中国人による
中国史をやろう、ということで話が決まった。
2019-02-06 00:08
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