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年末、思う事あり 思う処なし [年末]

時々寒くなった。

寒い時が、かなり寒いと感じ、

空気の冷たさを思う。

図書館によく行くので。隣の

谷戸山公園を散策する。きのこ

や野鳥などに出会う。

昨日は頭上で木の幹をコンコン

つつく音がした。コゲラか、

ヤマゲラだろうか、遠目でよく

わからない。木の枝の根元の穴に

虫でも取っているようだった。



赤い実が落ちていたので、

拾って来る。

赤い粒1.JPG

赤いトウモロコシのようだが、調べ

やすいのではと、考えたが、勘違いで

画像の5万枚から探すことになった。

ポイントは枝先が長く、早く見つかった

のは、サネカズラだったが、実の形が

異なる。

また探して、ブラックベリーが見つか

った。これから黒く変色するのだろう。

その前は実が赤い。日本名はキイチゴ。

病気が少なく、自生するので育てやすい。

これだろう。



写真は土台に石英を置いた。石英は英語

でクオーツ、この鉱物が透明なものは

水晶になる。英語でクリスタル。

これも近所で拾って来たものだ。

江戸時代の前の文献でも、石英と水晶

の区別は明確ではなく、それは鉱物が

さまざまな質の石の混合であるからで

あり、その性質になる条件が様々で

あるに加えて、マグマから地上に出る

までの条件の違いで様々な鉱物に

変化するからだ。なので、炭・グラ

ファイトはCの化学記号だが、透明な

ダイヤモンドもCである。透明と黒

ほどに違うが、化学記号は同じで

それだけでは区別できない。



陶芸がその底辺が無限大であるのは、

この土からガラス質の石を含んだ層

が向いているのであるが、その割合が

微妙でこの配合がよい、という定式

がないから、というのがひとつ。

ほかに重要なのは焼成の温度によって

高すぎると溶けて、アイスクリームの

溶けて固まったようなのになってし

まう。

また、温度が低すぎると、もろくなって

割れやすくなる。そして、焼くにしても

徐々に温度を上げないと土が急激な高温

に耐えられず、割れたり、ひびが入って

しまう。そして、そういう条件によって

200℃違うだけで、完成品の色が緑だっ

たり、赤になったりするので、同じ土で

同じ条件で焼くのでないと、ほぼ見当で

焼いているので、誰も結果がわからない。

つまり思い通りに焼けないというのが

陶芸なのだ。ここに自然の無作為と

人間の作為とのコラボ作品が生まれる、

というわけだ。  

公園では時々、キノコに出会って、これ

また拾う。

毒シメジ1-1.JPG

シメジの仲間。毒シメジだろう。


毒シメジ2-1.JPG

 上から

毒シメジ3-1.JPG

 下から

こういうキノコはほぼ水分である。

スイカと同じだ。

前に拾ったキノコの経過推移を見る

ためポリビニ袋に密着して入れておい

たら、数日でぐずぐずになって、元の

形がどうにかわかるくらいに崩れて

しまった。


陶芸には電気窯があり、これに温度

管理のプログラムで焼けば、土の

性質などが経験でわかっていればほぼ

失敗はない。が、想像を超える変化が

ないので、面白くもない。

それで陶芸ではどの窯元も昔ながらの

登り窯などで焼くのが本流だ。

思い通りには焼けない処が面白いのだ。

それが楽しい。電気窯にしても完全に

コントロールはできないのだろう。

それならばなにが起きるかわからない

焼き方のほうが面白いに決まる。



年末の掃除を少ししたが、あたたかい

ズボンを履いたせいか、汗を少しかいた。

少し、明日が見える気がする。そうなると、

明日があってもいい気がする。年末という

考え方も、明日がある生活でないと

生まれない。

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年末は圏外にいた [年末]

その晩は部屋に冷たい風が吹いた。どこ 

からか隙間風が入り込む部屋なので、 

タオルケットをクロゼットの戸口に渡して、 

風を遮断している。かなり寒くなり、もう 

マスクをして寝る冬になったなと、思い 

ながら、その晩に始めようとした、マスク 

やネックウォ―マーをするのを忘れた。 

途端に朝、のどが痛くて風邪をひいたのが 

わかった。その日の晩には用心して、マスク 

もネックウォーマーもして寝たが、なんと 

いうことか、熱が上がり、深夜には38,5℃ 

まで急上昇した。そのくらいの熱になると、 

体が思うように動かない。腰がとられて、 

上半身の重心バランスが取れないで、 

グダグダ、筋肉ばらばらの感じで、その 

影響だろう、頻尿で尿もれしやすくなる。 

1階までの階段を下りる時間が持たない。 

熱が出ると、急に老化が出るので、尿パッド 

を購入してある。手の平大で下着に張り 

付けるタイプだ。その対応の心配はそれで 

すむが、この熱が続いたり、一日下げても 

また上がるようなら、コロナの心配がある。 

オミクロンを見ると、重症化しないとわかるが、 

あまりにワクチン2回接種者に多い。

ともかく、ここまでワクチンを打たなかったの 

だから、今更、不思議要素いっぱいのワクチン 

や治療薬を飲む気になれない。抗原検査なら 

まだ陰性になる可能性があるが、陽性に出れば 

紹介されたりした病院や保健所などに行かない 

で済ますのは、ひと悶着を覚悟しなくてはなら 

ない。世間体からもコロナを神経質に怖がる人が 

いるから、家に。 

風邪なら、またコロナでも軽症から無症状に 

なれば、ただの風邪だとして切り抜けられる。

風邪なら五日で落ち着いてしまうから、三日も 

様子を見ればいい。翌日から3日間で、熱は 

うまく落ち着いて、37℃前後まで徐々に下がり、

元旦には平熱に近くなった。風邪の初期症状に 

落ち着いた。  

年末も正月もなくなり、ブログも書けず、寝て、・・ 

というのがこの五日間の出来事、というわけだ。 

まだ風邪引きの体の状態なので、ここはブログの 

休憩の長さの理由を説明するに止めて、また

気になることも多いので、日をあらためて書くと 

しよう。 

では、おやすみナウマンゾウ。

初もうで  発毛剤で  毛は生えた?


アフリカ美術1(2.JPG


ブッシュマン美術 : カモシカの仮装人物 

 岩面画遺跡 、南アフリカ・ナタール 


ドラケンスベルク山中のカテドラル・ピークの 

岩面画遺跡のひとつ。カモシカの頭を 

かぶって猟をしたのだろうか?動物や猟の 

絵は多いが、まるで言葉の代わりに、例えば 

原始の宗教感情を現すかのように、妙に 

生き生きとしている。それは動物との闘争 

に覚える生死の祭事のようにも思える。
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