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まだ未熟なのだろうか なにが? [未熟]

悲しみに 心寄せている時、 

僕は  悲しかったろうか? 

それは心に  水を流すように  

気持ち よかった  

泣けるような  雨に濡れる  感触が 

なにかを  掴んでいたから? 

過去という  きれいな パラフィン 

セピアという  なつかしの  ため息 

そういう、小道具で  遊べたから? 

曲が 終わるまでの  げっぷをした、後悔 

もう それが  憧れに  

変わってしまっていた な 

悲しむというのは  誰のでもない、 

自分のでもないし、  コーラを  

すっきり、  飲み干すようなものだった 

そうではないか、と  

口癖で  聞いてしまうが、  

僕は  答える気も  ないだろう  

少しは  やさしく  語らなければ、 と 

反省を  促してみるが  

無関心と いう  腕時計が 

古い  長針を  探しているのだ

そう  言葉が  人を 傷つけている 

僕の  むなしい  居留地からの 

心 凍らす  殻のピーナッツ? 

そういう 想いを  

ただ  弄んでいるのだろうか? 

今日から  あしたを  

歌うことでしか  訴えられない 

虐げられた 子供たちがいて  

ヘブライの神を  歌う  

黒人霊歌の   ゴスペル 

それは 奴隷の 集会から  始まっている ::

詩興、ではなくなったようだ。黒人の奴隷社会は 

解放を求めて、神に祈った。そのゴスペルは音楽 

の社会に強い影響を及ぼして、ロックなどの分野 

も生み出した。

宗教はなぜ祈りなのか?悲痛さをこらえながら、 

それが押し殺された祈念になる。どうして他に 

助けを求めなければならないのか、それはなぜ 

疑問ではなかったのか? 

と疑問を呈しているのが、もう嫌になってきた。 

それよりも新しく、その答えのランディングを求め、 

少し読書に専念したほうがいいのではないか、と 

考えるようになったからだ。  

そう言いながらも、自分にとってはそれがレシピを 

知っておいたほうがいい、というまあ教養にも近い 

むずかしいことをする、とは思っている。 

世界に知らない料理がある。だからそれを知ることが 

役に立つし、面白くもあるだろう。だが、今、好きな 

料理を献立には困らないほどに、作れるのだったら、 

知らない料理を敢えて知るだけの必然の理由などは 

ない、と思うのだ。必然じゃないから、偶然を待つのだ。 

あるいは偶然を装うように、自分に吹き込むのだ。 

若い耳には聞こえる周波数も、年とともに聞こえない、 

という。それは息子が家にいた時にやり取りで事実だった。 

言われて、聞こうとして、やっと音を捉えられた。 

もしも、若い感受性がまともなこの世の事実だったとしたら、 

最近のヒット曲を聴いて、心の琴線に響いたが、彼が映画 

で狂った殺人鬼の役で出演したのだが、紹介の番組を見て 

いてどうも幼児っぽい、未熟さを感じていたら、あとで彼は 

精神病院に入院したことがあって、何か月かで退院してきた 

時に、なにをしでかすかわからないから、バンドでもやらせ 

ようとして結成したバンドの歌がヒットしたのだそうだ。 

それで少し前にヒットした、子供にも流行った曲が別な 

若者の曲だったが、彼も自閉症から立ち直ってからの 

ことだったのを思い出して、精神を病みかけた者の感受性 

が受け入れられるのは、ただしく狂気の基底音が現代に 

流れているのでは、と何年振りかで思い出した。 

もう高齢の世代には聞こえない音なのかもしれない。 

どうだろう?聞こえるだろうか? 

僕はそういう知的障害・精神障害の環境(職場)を2年ほど 

渡ってきたから、気にならないくらい当たり前に思ってきた。 

彼らの揺れる精神もまだ儚いが、まだ神を祈ることはなさ 

そうだ。 やはり、その狂気を受け止めない限り、どんな 

セラピーも教説も届かないだろう、ということを思ってしまう。 

僕には居心地のいい境地とか、悟りとかいうものはまだ、 

信じる余裕がない。内容の見当がつくこと(見晴らし)と、 

その内実で実行・行動することとはまったく別なことを扱う 

ことだ。 

僕の性質という運命がそこに沿って流れている以上、避けて 

通るというのは、思ってみるだけで、できないことなのだと

思う。これは好きか嫌いで進めることじゃないと、僕も 

わかっているから。 

サボテン(2).png

2019年の画像だが、今日も一輪サボテンの花が咲いた。 

蕾がもう一つあるから、それは明日の夕刻から咲き始め 

るだろう。
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