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シャンデリア・Sorrow [詩]

甘い蜜の入った 悲しみなら 

よく 知っている 

もう あるべき悲しみは 

この世には あっても 

僕のものでは ない 

と 

そう思っていた 

nothing  gon'na change

my  mind ・・・

というメロディは それを 

壊してくれた 

それは  初め 

キラキラ していなかった 

突然、 悲しみだった 

ここにあった と 

その瞬間に 悲しみが 

結晶に なった 

パキパキと 固まり 

ガラスが  牙を 立てるように

なつかしかった 

ここに あった 

このメロディと ともに

この頃の僕の  悲しみが 



なんと  きれいな 悲しみだろう 

透明で  キラキラで 

シャンデリア だった 

もう 届かない  と 

なにも できない 

あきらめるしかない  という 

カラカラに 乾いた 喉 

そんな 気持ちが 

あったんだ 僕にも 

I  can  rule 

  day  la ・・



ひたひたと  誰も通らない

道を 

一人で 歩いていたと 

遠くから  鳥瞰するように 

孤独が  身に染みていた 

この 悲しみは 

誰にも  伝わらない 

誰にも  知られない  と 

割れたイメージに  自分を

傷つけて いた  



それが  あまりにも  

なつかしいのは  

なぜ  だろう  

あたたかく  迎えているのは 

どうして  だろう 



僕は  悲しみという

過去の 映画を観て 

懐メロがって  いるのだろう 

過去は  輝き 

こんなにも 存在感を 

増している 



これだから  人は 

祈ろうとする 

その大きなものに  すがるように 

その尊大で  偉大な 形に 

寄り添うことで  

安らぎを  得る  

そこから 少し 離れているが  

それが  わかるよ  

よく  わかる  

僕にも  勧めるのも  

よく    よく  

わかるよ 



僕にあるのは 

完全に  埋まらない 

底なしの  その底もない 

永遠に 広がる 

夜の  透明さがある 

空気もない  透徹した 

凛とした 

張り詰めた 世界 

それは  僕の意識が  

張り詰めて 反射されたから 



宇宙が  どれだけ  広くても 

埋められない  

終わることのない 

永遠は 僕らの 序章に 

過ぎないとさえ  見える 

僕らの  感覚には 

ほとんど 引っかかりもしない 

コンマ 1mmの  鉄板が 

心臓を スライスするように 

すり抜けて  ゆく 

途轍もなく  僕ら人間を

拒否するように  見えるが  

僕らを  問題には 

していないの だろう  

そういう杞憂が  そもそも  

僕ら  人間だと  

教え  諭すようだ 



この悲しみは  深くも  

浅くもない 

ただ  ただ  

僕らが  生まれる前から 

そして  僕らが 滅びても  

変らずに  ある 

これからも  人々に 

その印象を  残して

続いて  激流を 下るように 

すべるように 

音もなく  速く  流れるのだ 



時々 

その 端が  小さく 

キラキラ  輝く 

不思議だ  ここにいるのに 

あそこで  シャンデリアを 

見ているのは  この僕なのだ 

それは 

僕が  なんでもない 

ただの ものである時 

僕は  感じる  

僕は  ひとりではない と 

それは  何人とか 

大勢 いるとかじゃ ない 



僕は 

感じる  



すべてが あって 

それは 気がつくことができない 

できないのに 

そこにいる と 

その時 

>>>>> <<<<<


僕は 


<<<<< >>>>>


すべて  


<<<< >>>>>



それに  なる 




僕は  それだ 

この世を  包むような 

その 世界という  すべて  

その  すべてという  

一体が  ・・・・



その すべてが  ・・・・

・・・・・

・・・・・



・・・・・

( 眼にたまる 水を こらえる )



たしかに  

僕は ユニバース、 とか 

言えたりもする  かも 



もう  悲しみは 

消えてしまった 



でも 

過去の  君たちは 

いたよ 

今でも  それは  あるんだ 

小さいことが  大切なんだ 



遠く   遠く  



はるかに   はるかに  



僕らの  生命は  

なんと  愛らしいのだろう  

愛しい  君たち 



この世の  星たち 

シャンデリア 

破れゆくと  想う者たち 



なんと  きれいな 悲しみだろう 

透明で  キラキラで 

シャンデリア だった 

もう 届かない  と 

なにも できない 

あきらめるしかない  という 

カラカラに 乾いた 喉 

そんな 気持ちが 

あったんだ 僕にも 

I  can  rule 

  day  la ・・



ひたひたと  誰も通らない

道を 

一人で 歩いていたと 

遠くから  鳥瞰するように 

孤独が  身に染みていた 

この 悲しみは 

誰にも  伝わらない 

誰にも  知られない  と 

割れたイメージに  自分を

傷つけて いた  



それが  あまりにも  

なつかしいのは  

なぜ  だろう  

あたたかく  迎えているのは 

どうして  だろう 



僕が  なんでもない 

ただの ものである時 

僕は  感じる  

僕は  ひとりではない と 



僕は  それだ 

この世を  包むような 

その 世界という  すべて  

その  すべてという  

一体が  ・・・・



その すべてが  ・・・・

・・・・・

・・・・・



・・・・・
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