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また湖に胸まで浸かって [悲しみ]

不快な気分と快い古典音楽  

フルバム   エフレーゼ  

モーツアルトの フルートが  

こうして 人を  癒す のだろう  

自分は  癒されたくない  

独自な心地を  用意しようと  

しているのだが、   それだけ   

心癒す必要が  あるのが   認められない  

構えてみるのが、  情けない   


心は  いらつき  とげつき  

落ち着かない  

僕は  自分が正しい、 と  

言おうと  しているんだろうか  

人を 傷つけたくない  

その痛みを  分かち合い たくない  

でも  比較すると  守りたいのは  

自分の利益の ほうだ  

双方の ものを守れない以上  

選択の  余地はない  

でも  それは  相手にとって  ショックだ  

それでも  こう生きる、と  

宣言する時   僕は 間違いを  

今までの人と 同じように  くり返した  

そういう想いが  ある   

その想いが  離れてくれない   

好きで  尊敬して  魅せられて  

それでも  違う道を  選んで行く   

わかっている? いや、  わかっていない  

儚さ、 哀しさが  ある?  いや  

そう選ぶ  自分に  不快さが 残る   

考えて みるまでもない  

そのはずなのだ、 わかりきったという  

これは そうなのだ、 と  

そして、 わかりきっていない  

あとから  悲しみが  湧いてくる  

裏切りたくない  裏切りたくない  

あなたたち だけは  ・・・・


もう  人を  裏切るのは よそうと  

思っていたはずなのに   

僕は  たぶん、  自分を よけた  

最後まで  なにもしようとしない  

自由に 逃げる自分を   裏切る  

自分に  一発  噛ませるつもり 

それが  こういう形でしか  現わせないとは  

自分を  捉まえるつもりが ないのならば  

それは  初めから  僕を  

裏切っている じゃないか  

始め から  


誰なら  わかってくれた だろう  

わかったの だろう   


自分を  自分がプライドに  恥じない  

そんな 虚像を  叩き落とすには  

自分が  惨めになるのが   いい  

それをするのは  つらいから  

そのつらさを  通してしか  

自分に  響かない  

気づかせられない   

君は  (どこか)王者 なんだ   

でも そうじゃない    

それを  自分で認めるほど   

僕らは  謙虚じゃない  

裸の 王様というのは  僕のことで   

僕らの ことだ    

僕は まだ  

自立している  形態を  

活かすことが  できないでいる   

その 眠っている宝を  大事に  

抱えているだけで  自分を  

尊敬しようと  している  

見つけた  ものを  書き捨てるだけで  

何事かで あるように   誇っている  

自立していないから  

雇われることが  必要なだけ   

ほんとうに  なんでも やってみるという  

裸に  戻るまで  

自分は  癒しを求め、 それを認めない  

半端な 生活を   続けるのだろう  

ごまかしが  効かない生活を  

選んだのは  自分じゃ ないか  

ほんとうに  誇りに思ったのは   

そういう 自分じゃなかったのか  

そういう  心 じゃ なかったのか  

それは  自我を  捨てられなかった としても  

変わることはない  

そうじゃ なかったのか  



なにか まかせろのようなことを 言う人は 

それらしく  頼りたくなるが  

口だけの人のほうが   多い  

信頼もされて いないのに  

人に 嘘をついても  聞いていない  

信頼を  裏切るのが  僕は   つらい  

信頼してくれて  いるのに、と  

君が 受けた衝撃が  わかる分だけ   

せつなさが   こみ上げる   

自分が  したのだ  

わかっていながら   



人は  自分の道を 見出すと  

友とも  別れ   それぞれ  

ひとりで  歩むことになる   

それが 孤独というものだと  

昔、 思ったことがあるが   

そんな 孤独も   もう 忘れてしまった  

今、  あいつも  そうなのかも と  

思うだけだ   

振り返らない   

振り返れ ない  

ロマンというのは  最後は  

ロマンを  顧みない という  

坐れない 空気に  

坐るような ものなのだろう   



眼を  覚ましたいよ  

君は  起こしてくれるかい  

クー   クール   

自分に 出会えば  グッ とくる   

胸が  あたたかくなる   

こんなところに  隠れて   

遊びは  終わりだよ  

逢いたいから  隠れる   

伝えたいから  嘘を つく  

君は 昔から   変わらない  

天邪鬼な  子供だから  

僕を 試すつもりじゃ なくても   

見えない衣装を  持ち出す  

僕を 心配して いるのに  

突き放す  



トン  テール テン  

誰なら  わかってくれた だろう  

わかったの だろう  


僕は  なにかを  忘れているのだろうか  

忘れては  いけないもの  

捨てては  いけないものだった  もの  


僕は  なにを  変えようとして いるんだろう  

なにを  見出そうとして  いるんだろう  




悲しみが  

胸まで  迫っている   

胸まで

この  せつなさ   

遠くまで  雲のように  

棚引いている   

愛おしさ   



この  愛おしさ    

悲しませたくない  

僕は  やさしすぎる  

裏切りたく  ないのに  

・・・・・・・・  

テク  ノサ   

胸まで  

水が     

苦い  重さで   



歩み 続ける   

こんなに  しても  



ダグレ  スクレッティ  ハフナ  

ヤマシ   ヤソケシ  スムナ  

階段状の  道が  下る  

赤い地層を  山へと  広げ  

底には  湖が  開けていた  

いくつもの 魚影が  泳ぐ  

悲しみの 湖水



僕の   

湖、 だった   


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