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今も続く歴史の歪曲とは [教科書]

この世のなにもかもがあてにならない、という

信じがたい、受け入れがたいテーゼを少し

以前のブログで立てて、書いたが、半信半疑の

読まれ方ではなかっただろうか、と思う。

最近では日本は腐りかけている、ということを

言ったが、これも詳しくはなにも具体的に 

挙げてこなかった。大局での問題も多く、小局 

の大事な部分とは知っていたが、なかなか 

回ってこれなかった。頭が山手線を回っている 

ようなもので同じ駅(テーマ)に戻ってくるのも 

また小一時間(それなりに日数が)かかる、と

いった具合だ。 

中学校の歴史教科書を買ったが、それに 

ついて急に話題が増えて、まとめてもいい

くらいなのでこの機を捉えることにした。


アマゾンの書評(カスタマーレビュー)があるが、

これを読むとこの本については大体わかる。

最低な評価は☆がひとつ、最高は☆が五つと 

なる。内容の結果は☆ひとつが8人、☆五つ 

が2人。ちょうど二つに割れている。それで 

数えやすい。☆一つに共感する人の人数が

597人、☆五つには31人。この履歴を見ると

事情が見えてくる。初めの評が☆一つで「反日

の教科書」とポイントを当てている。その次に

☆五つで、「歴史とは人類の生きた証。それを 

みんなで考えるための教科書と感じました。」

と題されているが、最後に「この本のレビューの

多く執筆者は、この本が文部科学省の検定を

通っていることをご存知ない? それとも、この

教科書を御読みになっておられない?」と皮肉

交じりに言っている。たしかに、読まないで反対

する人もいるから、そういう批判もあるかもしれ

ない。 

でも、書評の流れからは、ひどい、という書評に 

反発・対抗として最高の☆五つを挙げたのだろう、

というのはわかる。なぜなら、☆四つでも、三つ 

でもないから。最低と最高の二つに割れることが

そもそも異常なことだ。

この書評からは確実な判断をするのは難しい。 

書き込みたい人がすでに右翼と左翼の争いにも

見える。 

それで遠巻きにしながら、この問題を見てみると

やはり、この教科書は偏向しているのが、はっきり 

見て取れる。他の教科書では取り上げなかった

従軍慰安婦の問題を唯一載せていること。河野

洋平官房長官の韓国への謝罪まで載せている。

これは印象付けになるだろう。そして、その後で

日本政府は強制連行の直接の資料はないとの

報告をしている、と。おかしい。つまり、いい加減な

証拠不十分なこととわかっていて、実際には捏造 

だとわかり、朝日新聞も謝罪している、それを

教科書に載せるのは、これを作った小・中学教職員

の人たちの常識を疑う。 子供たちに印象付ける 

理由はなにか?と疑ってしまう。 

そして、決定的だと思えるのは、日本の文化で

寺院や仏教徒などは写真で出てくるが、神社・

神道は全く出てこない。魏志倭人伝の内容の

怪しい古文書は載っているが、古事記も日本書紀

も載っていない。出雲大社も伊勢神宮(その関係 

の面白いおかげ参り)も熊野古道もまったく載って

いない。つまり、戦後GHQが封じた神道関係の

ものは無視されている。神社は僕らの大事な

精神文化のひとつではないのか?なので明治 

に神仏分離令が出て、廃仏毀釈の民衆の暴走 

があったことも、つまりそれまでは神も仏も一緒

に寺や神社にご本尊として祭られていたことなど

も、なにも書かれていない。

意図的に、としか言えない。

教育委員会は左翼化しているそうだが、戦後

70年、それを示すのはいじめの増加だろう。 

いじめの対策は教育委員会が真っ先に考え

そうなことだが、学校側はいじめを隠そうとする

ニュースが流れるほどで、いじめを認めさせる 

のさえ年々難しくなっているのだろう。そして、

中学から小学校に侵食し始めている。その 

増加が毎年で、一度も減ったことがないのを 

見ても、まともに取り組む気がないのが示さ

れているだろう。 

日本は内部から蝕まれている。教育現場で

少ないまともな教師たちでは改革ができない 

ところまで進んでいるのだろう。ともかく、 

彼らが自分たちの非を認めず、開き直って 

いるのは、僕も子供(小学生時)が理科実験

でけがをしたことで学校に文句を言いに

行った経験からわかる。あまりにひどいの

に、呆れてものも言えなかった。 

どうぞ訴えてください、と学校側は言いは

しなかったが、まったく校長も担任女性教師

もその態度の一点で、何の反省もないのだ。

それでも教師か、と思った。ふつう、初めは

謝罪だろう。

韓国の歴史の教科書はもっと自国の歴史を

ねじっているのだろうが、日本もその例に漏れ

ているのではないのだ。 

僕の立場はいつものように同じで、右翼でも

ないし、左翼でもない。また、反右翼でもないし、

反左翼でもない。その時に必要な判断は

その時にする。細かいことはいろいろあって

それだけで一テーマになってしまう。 



一言いうなら、僕らも、世界も、民主主義を

知らない。ロスチャイルドの本家、スイスが

その方式を備えているが、そもそも民主

主義は僕らの政治参加の理想であって、

いつも隠れた権力に操られている。それは

民主の根本が主権在民を実行・設定して

いる国家はまだないからだ。それは少し

複雑なシステムを採用するようになるだろう。

まだ朧げな絵しか見えていないが、 ・・・・。



::

この中学教科書を採択したのは国立5校、

私立30校以上。国立は筑波大付属駒場中

のほか、東京学芸大付属世田谷中

▽同国際中等教育学校▽東大付属中等

教育学校▽奈良教育大付属中。

私立では灘中、麻布中など30校を越える。

灘中って受験の名門校ではなかったか。
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