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学徒と邪ニーズ問題 [一方的理解]

GACKTとジャニーズ問題が正式の

題目になるのかな。

この問題に直接な興味はない、が、

いつものように誤解とスレ違いは

起こっている、と気にはなって

いた。

日曜日のアッコにおまかせで、私

たちタレントは何も言えない、と

言っていた。

事務所と企業スンサーはいずれも

タレントにとっては雇用主なので

そうなるかな、といったところだが、

先日、ガクトがタレント擁護のため

にタレント起用を続けてくれる企業

に感謝する、というメッセージを

出した。エンタメ的演出だが、これ

もこれで納得できる。

タレントの被雇用者の弱い立場を

言ったものだからだ。

元々タレントは人気商売なので、

一度評判を落として信頼をなくす

と、それを回復させるのは無理っぽ

い話だ。

警視庁と日本ラグビー協会以外では

まだジャニーズのタレント起用継続

に及び腰だが、性加害のジャニー氏

(ビジネスのアメリカ知人から呼ば

れた愛称を使っている、日本人)は

もう亡くなっているので、今の

タレントは無関係でしょ、という

短絡した意見もわかる。

ではなにが問題なのかが出てきて

いないので、それについての私見::


企業側もタレントなみに世間の、

特に今回は世界の評判をも気に

している。なにしろ、企業側は

工場で生産したもので1個でも

不良品が入ったとわかったら、

その時期の工程の製品全部を回収

しなければならない責任がある。

だから、ちょっとした疵瑕(しか)

=キズ・失敗でも1000万円単位で

損害が出てしまう、世間を騒がす

問題には敏感・神経質にならざる

を得ない。

もうひとつ企業側の注目する点は

経営の問題だ。それは藤島ジュリー

恵子前社長が社長を辞任したとは

いえ、100%の事務所の株主で

まだ代表取締役で全権力を保持

していることだ。どんな改革案・

修正事項も彼女の意向ひとつに

かかっているので、社長が誰に

なっても同じだ。

経営者としては、これで会社内部

の体質が変わるのか、ということ

には相当疑念を感じるだろう。

社長になったのが4年近く前、

100%株主になったのが2年前、

それまでジャニー氏とは疎遠だっ

たので、ジャニー事務所には通っ

ていなかったというが、その疎遠

の原因がジャニー氏の性加害の噂

であったのなら、彼女は問題をすで

に知っていたことになる。とすれば、

この3年間なにもしなかった、と

なるので彼女が実権を伴って取締役

にいることは企業側には懸念の材料

になる。将来、別の問題が起きても、

厳然とした態度で対処できるのか、と。


手っ取り早い解決としては、ジュリー

恵子氏が持ち株を分散してしまう

ことだろう。そして、取締役からも

筆頭株主からも降りてしまうことだ。

誰か経営立て直しの人をその時期が

来るまで、入れてもいいし、風通し

がよくなるのが外からはっきりわか

れば、タレント起用の見直しも進む

だろう。

タレントは人気商売だが、経営者は

堅実さが基本になる。より慎重さも

こういう時に必要だ。

ジュリー恵子氏は努力型のひとだが、

情意が強く、またトップ意識が強く

お山の大将を好む性格なので、株を

手放すのは難しいだろう。すべてを

無にするにしても気持ちの面から

抵抗があり、相当時間がかかるの

ではないか。以上のことから、苦難

の道は続くだろう。


といった処が所見である。




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