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不便な便利、考えない自治体 21.7.8 [自治体]

どうも微熱があるか、体内で炎症を起こしているようだ、と。 

20行も書いて、誤って後半を消してしまう。残り前半も

読み直して、削除してしまう。  

天気図を観ていて、山崩れとか、土石流は当然だと 

思った。もともとから日本は山国で、急峻な山岳が多い。 

それで多雨なのだ。地球は今、気圧が変わりやすく、 

異常気象と騒ぐが、地球自身はそう思っていないはずだ。 

30億年に達しているのかどうか、それが星の運命として

太陽に影響されるから、76億年後に燃え尽きるらしい。 

それもあてにならない話だ。小惑星が衝突するだけで 

地球の生物環境は破壊されて、真っ暗な世界が何年 

続くのか、恐竜が滅びたように人類も少数が残る限り 

だろう。長雨と日照りがくり返し、作物は育たないから、 

生存は厳しい。それを考えるのは無駄だと、皆知っている  

のだろう。

日本がそういう地形だから、雨に恵まれ、農業は可能で 

やり方次第で有望なのだ。第1次産業とかではなく、 

生存にまず必要な作業なのだ。全員が泥棒になったら、 

すぐに食料が枯渇して、あとは野生動物、昆虫、雑草、 

そして最後は人間同士で共食いするしかない。 

そんな悲惨でもなく、東北では飢餓から子供に懇願されて

子を食う親の愛情物語が残っているのは「遠野物語」に 

詳しい。  

それよりも熱海で盛り土をするのに違反があったらしいが、 

それによってなにも危機の予知がされても周知されない 

ことだ。今までと雨の降り方が変わり、異常な雨量を前提に

国土を自治体が見守っていかなければいけない事態に 

なっているのだろう。だから、僕らが土砂崩れ、土石流を 

まるで珍しいものでも見るような気になることが、まず、 

おかしい。これまでに集中豪雨というものの毎年の積み重ね 

にもかかわらず、新しく抜本的に国土地理対策を打つべき 

時期に来ているのだろう。僕らは珍しいことのように、まだ 

自然災害ニュースを見ている。 

2階に避難、山の崖から離れた部屋で、というのはなんて 

呑気な警告だろう、まるで認知症の高齢者向けではないか、 

と思う。

それでまた、わかる気もする。海外から帰った時に思うのは 

「英語を勉強しよう」と強く思うことだ。飛行機のタラップを 

降りるまでは。ところが、待っているのは日本の空気だ。 

仕事でまた海外出張するのでもなければ、英会話の 

勉強をする人はいない。夢とかモチベーションがなければ、 

無理なのだ。それは少し、海外で普遍化しかけた意識が、 

戻ってきてからは、日本人化してしまうから。 それは 

島国根性とかいうのではない、厳しい風雪から、ぬくい

湯船に帰って来れたからだ。そうなれば、おちょこで 

一杯となってもいい、あとは野となれ、山となれ、だ。 



あまりに問題が山積みで行政は疲弊しているのだろう。 

だから、手つかずの問題は発見しても見過ごされるし、 

それでなくても増え続けるのが問題だ。島の役場に 

参席したことがあるが、問題の羅列の報告。100くらい 

だったか。その場その場のやっつけ対策。それが解決を 

見込める対策なら、大したものだが、オウム返しのような 

応急処置、どこかの真似ばかり。そして、税金を多く払う 

企業のお偉方が出席していて、町長と並んで座っている。

問題は過疎化一本に絞れるのだが、よそ者の言うことは

聞きそうもないのが地方らしい。郷に入れば郷に従う、のが 

今も地方に流れているのだ。東京や都会にいても、そこらは 

変わっていない部分(地域)がある。テレビで地方をとり 

上げる番組が、コロナで扱う機会が増えたので、それでよく 

なったか。それとも知らない人はやはり他人だから、よくなった 

のは有名人だけか、なんとも。 テレビでの日本人の”和”の 

精神は見事である。それは立派に機能している。が、

信じすぎている。どこまでをそれで信じ、どこからかは 

疑うべきを知らない。やがて、わかる。

全体で、マスコミも気象庁も予報の仕事をきっちりやろうと 

している、と見える。 

住民、国民に笑顔をむける気づかいばかりで、気持ちは 

少しも向いていないのではないか。どうして現代では、 

昔もかもしれないが、仕事を楽しむ人が少ないのだろう。 

仕事を切り分ければ、お金(一応、生活費)や名誉より 

も、疲れるくらいの運動、必要な神経の明るい使い方、 

うまい食事という健康に欠かせない比重のほうが大きい 

のだが、それが反対になっている。仕事が幸せだという 

感情が見られなくなっている。その点、農業の年収は低い 

にもかかわらず、自然を相手にしているので、見えない 

恩恵にあずかっているせいか、変に田園生活の甘い夢

などもたなければ、農業をやめる人は少ない。後継者が 

途絶えるのが問題なのだ。 

解決には一、自然な、人間工学(的)とかの方法で、二、複雑 

でなく、直感的で、三、さいごに安くできること、だろう。それが 

ベタなこと、提案だが、ほんとうはそういうことに関心が向く 

ような意識改革が先だろう。すると、そういう教育者をまず 

育てる処からだろうから、誰が頭を叩かれて、気づくだろうか、 

というそこからだ。  

問題が見えないから、しあわせも見つけられない、と言ったら  

言い過ぎになるんだろうな。  全部、 眼の前。

まず、その気になる。それも別に展開が必要になるのだろう。 

では、小休止。 






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