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顔認証とカラス、鶯とホケキョ [認知機能]

直感というのは、第一印象によく現れる。  

大体は第一印象が正しい。それが人であるなら、  

つき合ううちに第一印象は薄れ、そのひとが  

いい人だと思うようになる。それが自然の流れ  

だが、もしも、第一印象で胡散臭い感じをもった  

のならば、それを忘れないほうがいい。恐らく、  

その人個人の利益や名誉の関わる出来事では  

その人は豹変する可能性が高いからだ。  

それと話は変わるが、一部は関係しているのかも  

しれないが、顔認証のことだ。僕らは脳にこの  

認識機能を持っているらしい。ハリウッドのブラッド・  

ピットはこの障害があって、今もそうかは知らないが、  

人の顔を覚えることができない、という。  

それで殺人事件に遭遇した主婦がこの障害で  

殺人犯の顔がわからないのに、犯人側では顔を  

見られたので、主婦を狙ってくるといったサス

ペンス映画が作られたことがある。  

この顔認証、考えると不思議な気がする。カラスが  

人にいじめられると、必ず後日、集団でその人に 

攻撃してくるというから、カラスにも顔認証機能が 

ありそうだ。  

外国人からは東洋人は髪の毛も目の色も黒なので、  

顔の見分けが難しいらしい。僕もほんの一部だが、  

認証機能に危うい点があって、女優の篠原涼子と 

小池栄子との区別がつかず、どちらがどちらか、  

以前のことだが、一時期混乱していた。  

これも関連があるのかわからないが、言語でも  

何度聞いてもその区別を忘れて、また苦労して  

思い出すのが、ムクドリと(やや、また出てこない)  

・・・・、カケス、いや、 ・・・、ツグミだ。これは  

今までと逆のパターンで、いつもはムクドリを  

思い出そうとして、ツグミが出る。ツグミが出て  

来てしまうと、もうムクドリは出てこない。これは  

ムクドリもツグミも初めの母音が2音とも「ウ」  

なので、混同しやすいし、その切り替えが弱い  

らしい。個人的なものだから、人によって  

その音は違うのだろう。 知人のおばさんは  

パズルのことをスバル、スバル、と言って間違え  

ていたそうだ。又聞きだが、確かに子供が  

間違えそうな似た音だが、僕はそうはならない。  

さて、顔認証だが、犬や猫は別な感覚で人を  

区別して感覚しているのが、多くの例からわかる  

が、それは顔認証ではないだろう。  

僕は人の顔は長年経っても覚えているほうだが、  

名前は忘れるほうだ。  

犬猫にその機能がないのは、なんとなくわかるが、  

カラスにその機能があるのが、不思議だ。 

カラスは同類、同じ顔をしているんじゃないのか。  

もしかすると、顔を覚えているのではなくて、  

犬猫のように、その人を特定する機能を特別に  

備えているのかもしれない。それは人間には  

ないものだから、人と同じように顔を覚えられた  

という誤解が生じたのではないか。

僕らは自分の立場からものを見る癖があるから、  

こういう誤解は多い。特に、動物・昆虫・植物など  

種が違うものに対しては。  

カラスが「顔」を覚えるのではない、という誤解の  

結論になったが、どうやって検証したら、いい  

だろう?  

言葉というのは偽造パスポートのようなもので、  

それが本人なのか、わからないところがある。  

僕らは同じ言葉を使っても、大体意味が通じる  

くらいのもので、その話の内容は伝えられる  

ために伝えるからいいが、相手への態度と  

いうのは、相手が変わると変わってしまう。  

僕らはなにかで人を区別する。大抵、第一印象 

で相手と気が合うか否かを決めることができるし、  

多い。ほんとうの処はつき合ってみて、関係が  

変わるのだが、第一印象の悪い相手とは、  

あまりつき合わないだろう。仕事などの関係  

でつき合うだけだ。  

相性という言葉もあるが、これも誤解が多い。  

相性は単純にいい悪いでは決まらない。実に  

微妙な人間関係を示していて、青と赤なら  

紫に関係の色彩が変わり、青と黄色なら  

緑に関係が変わるような具合で、きつかったり、  

柔らかくても、それなりの味わいが違うので  

それが単純に、いいとか悪いでは言い表せ  

ない。  

一番学ぶのは、嫌いなやつに好きな部分が  

できるまで観察・交際することで、時には  

喧嘩の結果・効果でもあったりする。そういう  

処をあいまいに「相性」としたのだろうが、 

人間関係の理解には邪魔な言葉だ。  

僕は島のカラスに興味を持っている。i Phone

と言えばアップルだが、島では一羽だけ  

「アイフォン、アイフォン」とはっきりと鳴く 

のがいる。彼が来ると、すぐにわかる。  

カラス同士で連絡するのは、アイフォン  

ではないのだろうか。鳴き声を変えるの  

だろうか。鶯の鳴き声もまた独特だが、  

人が鳴き声の名人(名鳥か)を育てる  

ぐらい(その鳴き声の鳥かごの隣にまだ 

鳴き声の未熟な鶯の鳥かごを、お金を  

出して何日か一緒にさせてもらう)だ。  

しかも、美しい声のほうに鳥は真似て、  

うまく鳴くようになるそうだから、それは  

鳥にとってどういう基準があるのか。  

美しさを理解するのだろうか。それも 

人が聞いて美しいと思う、メロディラインで。  

それともそれは自然界でも真似したくなる  

音調なのだろうか?  

謎は尽きない。    




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