SSブログ

君の嘆きと誓い [誓い]

君の 嘆きというのは  

僕には  なんだったん だろうか ?  

何も 解決しなくても  ただ  

聴いてもらうだけで  楽になる、  

そういうパターンだった  のかもしれない  

人を 励ますと いうことで  

自分が しっかりするのが  わかる、  と  

そういうことは  ある   

これは  お互いが  お互いの必要という  

そういう関係が  必要だと  

ひとりになって  

まったく  傍らに  人っ子一人  

見なくなって   

それが   はっきりする  

誰か  一人は  いなくては  

自分を  支えられ ない  

それを  歌う人も  いる  

歌は  自分の ために 歌うのだ  

その  流れゆく  情感が  

ある 確かなものを   見せつける  

君は  一人では ない、 という時  

それは  同時に  自分への  

子守歌にも   聞こえる  

慰めるより  勇気づけたい  

でも 

それは  僕と  君の間で  

慰めと  勇気を  交換するように  

見えるのだが、  ・・・  

君に 勇気づけを  して  

それが  僕を慰めて  いるように  

パンを  ちぎって  分け与えているように  

そういう行為に  感じられて ならない  

その時  君はそれを  信頼として  

僕に 与え  

その代償を  僕に  甘えとして  

受け取る  

君は それを自分のもの にして  

どうするん だろう?  

ここには  深い 溝がある   

僕のプライドは  その甘えに気づかず  

自分の 誇りとして  

君への 優越を  密かに  

喜ばなかった だろうか?  

僕が 気づいたのは  それだよ  

君が  甘えを  与えられた分だけ  

僕は  自分を 甘やかす結果に  

陥ると  知らなかった  

プライドは  満足したから  

これは  取り引き なのか?  

お互いに  最初はそうじゃなかった  

しかし、  関係性が  それを  求めた  

僕が  君の 甘えを 気がつかずでも  

感じなければ  動かなかった   

それは  僕も  君と同じように  

甘えを  求めていた、  そういう  

嫉妬や  プライドが あった  という、  

それが 事実だったからだろう   

だから  気づかずに  君の それを  

許したのだろう  

そういうもの だと 思った  

腐れ縁でも  なんでもいい、  

長い付き合いを  分析することはなかったし  

流れに 任せるものだと  

それが  付き合いだと  

知ったような 顔をして   

それは  微妙な問題だ  

君が 気がつかないまま  それは 事実には  

ならない  

僕が  気まぐれを  起こしただけだ、 と  

人は  本人が 気がつかない それを  

どうやって  指摘するんだろう?  

ただの  微妙な 心理の  いざこざではないか  

言わなければ  何も  変わらない  

今が  そこにある  

僕は  歩いて ゆく  

今は  耐えるだけなのか  

一人芝居の  無観客に  

時折、  自分は   未来に  

いるのではないか、 という  

錯覚の  嵐に  見舞われる  

聴こえるのは  私も  ひとりの荒野を  

歩いている、 という声  

なにか サインを 見逃すまいと  

むなしく 眼をこらして  

黄色に舞う 砂塵に   眼を 閉じる  



君の  嘆きが わからない  

わかるのは  いつも  僕の 解釈だから  

僕の 俎上の経験に  過ぎないから  

僕らは  僕らの解決を  すぐに  

絶対という 俎上に 乗せる  

似たような事情を  そういう経験則 で 

相手に  わからせるのが  

アドバイスで  解決だと  信じるから  

多くは  聴いてくれた 礼を言うだけだ  

知的感覚と  情的な感覚は  

ずいぶん 違う  

しかも、 

それは同じ 位置にいて  同じ立場で  

語られていない  

あらゆる  あいまいな  勘違いだらけの 

理解が  通じるほどなのは  

僕らの  そういう程度差に  合っているから  

あいまいさは  そのあいまいさの 違いに  

どうやって  きづけないと  気づけばいいのか? 

なにが  自分の信頼する  中心になる 感覚  

なのか?    


微妙さを  分析で明らかにしても  

明確さに  変わるわけではなく、  

ただ  細かくなり  そのままでは  混乱を招く  

という 次第なのだ      

知的な 課題というのは  お互いに  

結果を 見出しても   溝を見出すだけで  

喜べないのなら  

なにも しないほうが  ましだ  

僕らはそうして  あいまいさを  持続させ  

守ることで  それがいい加減さを  守る  

だから  社会や世間を  批判するのは  

簡単だが、   それを 蒸留するように  

透明な理解に   澄ませるには  

まったく  別な 努力・工夫 が  いる   



これらが  まったく女性的なことだと  

考える  

男は もうだめだろう  

これは男にも、 女にも  不幸なことだが  

そうして  僕らは  陰にこもり  

陰湿になり  暴力さえ  失うのだろう

殴り合うのが  健康でもあるという  思想は  

もう 通じなくなったの だろう  

政治は  それで 良くなる部分が   相当  

あるだろう、  が   

僕らは  戦わなくなるだろう  

知らずに  病気になり   突然、 機械が  

溶けだして   電気や水道、道路の 

インフラが   破壊される  

腐った 戦いが  繰り広げられた のだ  

見えない 生物  無生物  ミニ機械が  

地球を  席巻する   

最大の技術が  たった一人で  すべての  

中心になる ソフトやハードを  いくらでも  

破壊できることだ  改造銃を 製造するように  

フレア爆発が  核が  個人的に  装填される 

なにも 機能しなくなるでは ないか 

文明と  文化の基礎が  失われてしまう 

誰も  助からないではないか  

ひとりも  救えないではないか  

― 考えれば、  

すべては 起きてみなければ  

暗号資産が  ほぼ 一人の手で  開発されたように 

今、 それを  止めることが  できない  

できてしまうと  それは  僕らの世界の  

仲間の 一員になる   

誰が  インターネットを   止められるの だろう  

低周波が  無分別に  電波に乗せられたら  

僕らは  その武器が できるまで  

待って いるのだろう  

核は  使われていない  

自分たちの陣営も  危ないからだ  

金融を持つ  利益国は  そう判断するから  

が、  個人は?  

狂人的な  天才個人は?  

自分のことなんか かまわない  危ないやつだったら?  

ますます  僕らは  防衛本能を 刺激されて   

自分を 囲うだろう   

文明も  文化も   音楽のように アニメのように  

ますます  女性化するだろう   

世界は  フラット化しない、   細分化して  

混乱を 起こすのが怖くて  言い出せない  

後回しにして   実は  混乱を  深める  

1年 おいて 復帰すると思われた 東京オリンピックも 

対策尽きたまま、  誰も止められず   ・・・  

その混乱が  そのままであるのに  

ワクチンが  誰かが  止めてくれると、  

それが  一時的に  効いて  

止まったとしても  この混乱を生む  流れは  

変わらないだろう     

大きなものの中で  それを  考えても  

何も ならない  

それと  僕らの生活は   別々に  

動いて  歴史を 働かせているからだ  

それは  いつもそうだった   

ぼくらは  そのために  今の 生活を  

無駄や  犠牲に する必要は  ない   

例え、  明日死ぬのが  僕らの劇場だったとしても  

それは  僕の劇であり  君の  あなたの劇だ  

彗星が 地球に 衝突するのを  心配して  

いないように、    僕らは  それに 従うのが  

まともで  自然だ   

あと 1か月で  最後の学期が 終わるから  

遊んで  過ごしてしまおう、というのは  違う  

ほんとうに 大きな出来事は  僕らの夢と  

同じで   現実に 否定して 拒否してしまえるほど  

幻想に 見える   



君の 嘆きが  どこにあるのか  

僕には   わからない  

こうして  生きているのに   

君が  孤独で  むなしいから  

君が  絶望さえしたい 世界に  

甘えるというのは   どういう了見なのだろう?  

しっかり してくれ   

眼の前を  見てくれ   

問題は  そこにあるのだろうか?  

その二つを  僕らは  どうやって  処理するつもりだろう?  

一枚岩を  登っているんじゃないの だろう  

空の上から  自分が  見えるだろうか?  

ダイビングして  地上の自分に  抱きつけるだろうか?  

いつも  二つを  ひとつひとつ こなす  

順番に やって  

何が 起きるか    それ次第   

その時  なにをすべきか わかることも  

僕らは  毎年  初めての自分を  

抱えなくてはならない  

誰もが  初めての 少年少女を  

初めての社会人を   初めての30代を  

中高年を   つまり、いつまでも  

僕らは  初めての自分に遭い  

彼らを  創造して いかなくてはならない  

時計は  エネルギーがあるだけ  数字や  

針を進めるだけ  

時は  進まない  

もしも  そうだったら、  時が時には  

戻ってもいいはずだ     それが  

長い 人類史で  そんなことで 残った  

資料も  痕跡もない、 一度も  

恐竜は  自然に   蘇らなかった     

だから、  休むなら  今  休む

やるなら、  そう  今、という  

明日は  そういうことで  無いんだ  

大気というのは  やさしくない  

僕らが  耐えられるように  体ができて  

生まれるから  両肩に乗る  

象の五頭分の  空気の  重さに  

耐えられている   

初めから  最後まで   亡骸になるまで  

僕らは  空気を 運ぶ   

そうして  ここに  立っている    

今  僕らは  

立っているだけで  働かなくては  

ならないように   どうも  できている      

それを  嘆いても    おかしいよ   

僕らは  お互いだ   

それだけじゃない   やはり、  

ひとりなんだ    

それは  それで  いいんだ  

どちらかに  決めたいのは  なにかから  

逃げることにならない だろうか?    

ひとりで  生き、  

お互いに  生きよう、   と   

僕は  

どこかで  

誓ったような  気がする   

それが  君との   約束だったのか、    

今は   覚えていない が 、 ・・・・・・・・・・・

それを 

はるかに  

はるかに  

はるかに  隔たってしまった としても 



今 、   


誓うよ      


君へ          



             7.14
nice!(13)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。