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想像を超えた、豊かな夜 [夜]

深夜になると、 眼が冴えるようだ 

どこかに 置いて来たもの、  

僕の 心が 破れた記憶が  

・・・・・・・・・・・・・・、 

なにか 胸騒ぎがして、 詩の想起とは違う 

そう思いながらも、  夜に 惹かれるのだ。  

未練でもいいのだ、  確かめる。  それを。 

何か 失った気がしない。  この冷静さが 

自分を 見つめさせるのだが、 わからない、  

クリアなまま   眼を見開いたまま  

心は  沈潜する。  

もう  ”自分”には なれない、と  思ってみる。  

戻る自分を 失っても  平気になったのだろうか、 

戻る必要もなかったし、  自分を 気にしていられない、

それが  日常だった、 から。  

人が 想像できるのは  抜け殻になった 自分、  

というものだろう。  そこに 空しささえ  感じるのかも。 

そんなものは  ない。  きれいに、 ない。  

寂しさも   ない、  

孤独も    ない、   

むなしさも   また、 ない。  

どうしてか、  満たされた、  充実さ、 といった

ものが ある。 

それは  古く 見えるものかもしれない、  

帰るべきものが  あったとは  思えない。  

それほど  落ち着ける場所、とか  

あったとか  思えないのだが、  

僕は  夢を  見ていない。  

夢に 生きてきた、  それが  あった、  

その他に  生き方があるとは  思わなかった。  

歌わなくても  歌に  満たされて、  

時に  作った曲が  流れ、 記録しなければ  

消えてしまうことは  知っていた。  

流れるままに  消えていった。  

どんな曲かも、  なにも  思い出さない。  

それが  気持ちいい、  どうだろう?  

この感じ、   感覚が違いすぎ?  

ああ  僕は   どうしたんだろう、  

こんな風に  語るとは、  なにも 飛躍しないで 

なにも  置いて行かないで、  なにも  

不思議なことは、  なく、   ただ  

話して いる。 

もう  自分を記録することが  ないのならば、  

もう  書くことがない、と  思いがち  

それを 心配したのではない。  それが  

わかっていることだから、  それに  期待しても 

なにもならない。  

表現の  手は  離れたのだろう。  

芝居の  幕は  下りたのだろう。  

もう  自分を  演じるので ないのならば、 ・・



ロンドの形式の  音楽のように  

くり返し  独楽のように  回り、  

止まらない  ように  

正しい リズムで、  

心を  回し続けた   それが  

 世界、 だった。  

 それが、   夢 だった。  

止まらない  演奏、  

疲れない  ハスキーな  

回り続ける、  歌声、  

誰も 聴いていない  気持ちよさ 

なにも  気にしなくていい 

そこに  誰も、  自分も、  いなかったから。 


・・・・・・・・・、  そういうこと、・・・・か。 


もう  表現しないで  手に  

入れるもの、  入るもの、  それ。  

それを  言ってしまっていい?  

言わないほうが  いいんじゃないか?  

その人の  楽しみに  なるかも  

そんな 声も、    ある。  

スタップ、  Stop 、  止めて、 

と  声は  ないのだろう。  

どのみち、   それは 今まである

言葉にはない、 ちょっとオクターブの違った、 

微妙な、が、  広い、 心にとって  

十分な 広さを  思わせる、

だから  開放される。  

だから  解放される。  

(ため息を つくよ、   勝手に) 



こういう   しあわせの   感じかたも    あるんだ。  



こういう 

ハイも   あるんだ。  

思っていたのは、  

・・、     ・・、  

それを  伝えようと、  

わからなくても  それがあると、いうことを  

伝えるのはできる と、  そう・・。  

でも、  もう  いいんだ。  

これは  どんなにしても  

想像も  できなかったもの、  

わかり始めた、 と言う時の  

予感に 含まれたような  ・・・・。 



とても  思っても見なかったが、  

来たんだ、  

まったく  どうなったのか、  霧の中で  

でも、  来たんだ、  

ここまで、 (ああ) 想像もしなかったが、  

進んだ、  

進んだ、  

進んでいたんだ。 

どんな 迷いも   無駄では なかった、  

想像も できなかったが、  来てみれば 

理想の 雰囲気とも  言える、  

僕の  方向!  

この  方向だよ!  

気がつかなかったが、  

気がつくはずがない、  

想像とは  過去だから、 

でも、  こういう心が ・・・・・。 



ひとつの、

豊かな  自由が ・・・・。




>>>>>>>>>>>>>>

何か書こうとしている。いいんじゃない、もう。 

この世界は恐ろしい。恐ろしいほど、懐が深い。 

僕のちっぽけな想像力を、恥じさせるほどに、 

僕らは豊かな世界にいる、そして、僕ら自身の

妨害によって、見えない、聴こえない。 

こんなベタな感想を書かねばならないなんて、

なんて書けない世界なんだろう。 それを内抱

するなんて、考えるだけ無駄な気がするが、 

それほどその化学変化は新しいものを生む

ほどなのだろう。 新しいものは、比較するものが、

まだない。それはその瞬間には、誰も書けない、

そうなってしまう、・・そのことを意味する。   



これは一部なんだが、そこにとどまらないものが

広大にあるのを、想像させる。自分からは想像

できないが、この一部の感興が、向こうから来る

から、それを可能にさせている。こういう彩りの

感覚は未経験だ。異なるタイプのものはあったが、

こんな風にまとまった、と言えばいいのだろうか、

感じるのはなかったことだ。もっと先に行けば、

・・・・・、 それはその時にしよう。 
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