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縁側でアルバムを開いては僕に何ができる?

次第に自分の特技にしても逆らいたく

なるのが、自分らしいと思うのだが、そう

すると書くきっかけさえ失ってしまうので、

どうすればいいか。妥協はしたくないが、

どんな妥協が必要なのかも見当がつか

ないので、考えるだけ時間の無駄なの

かもしれない。素直にこの流れに乗るか、

反るか、流れに乗ればもう予想はしなく

ていい。乗らないのならば、このまま考え

続けるのか、それもアンニュイ(ミステリアス

を含むフランス語)なのがわかるから、始末

に負えない。 


ダヴィンチ1..jpg
レオナルド・だ・ヴィンチ  人体図 

:(センペンバンカ  世界の名画より)



ラフマニノフ 交響曲2番だが、上質な古典

文学の頁をめくるような匂いをさせる曲の

展開で、時にこんなに俗っぽいのだ、とも

思わせる情緒へのこだわりを見せる。 


長い長い布団があるとして、それが海を

渡り、韓国まで続くのなら、僕らの人手と

しては、永遠に続くように見えるだろう。

まして、それを折りたたみながら進むと

なったら、いつまでこの労働は続くの

だろうか、と嘆きたくなる。現実には海に

達する前に、布団は折りたためなくなるまで

大きいロールケーキになっているだろう。

それほど大きいのならば、食べ甲斐も

あることだろう。

そう思うほうが、子供っぽく、健気で学校の

時間割を思い出すように、楽しかるべし、

と古い韻を踏みたくなる。 


ラフマニノフも最後の章になると、ベートーベン

になってきた。それともクラシックのパターン

というやつなのだろうか。和音と展開の重ね方

が同じに聴こえるのだ。

Hey, Jude  You’ll do  

が、聴こえてきたので思い出した。これは昨晩

のことなのだが、Beatles の ”Hey Jude”を

カバーで歌っている女の子が驚かせてくれた。

技巧のない歌い方で、朴訥といってもいい。

器用ではないのだが、ストレートに曲のよさが

伝わってくる。なにが驚いたかって、その精神

に僕はその当時”Hey Jude”を聴いていた、

僕自身の感じていた感覚を思い出させたのだ。

新鮮なリバプール魂を思い出させたような、

原点を聴く気がしたのだ。これは素直な音楽

精神の子だ、と思った。 ポールの歌い方を

真似る必要はない。感じたままでいいのだ、

そんなことを思わせるその子の歌だった。

あの時に聴いていた”Hey Jude”がそこに

あるのだ。決してうまくないのに。聴ける。


what can i do

僕に なにが  できる  

これは 可能性のこと だ 

なにを しようか、  という  

考えちゃ ダメだ  

その  なにかを  感じるんだ  

それだけを  深く  清く  

掴めるように  感じるんだ  

それと  それの 間に  

引っ張りあうものが  あるだろ  

Stop !  そして  Drive!  


ああ  今夜は  理屈に悩ませられ なくて 

すみそうだ ぞ  

ピーナッツッ、  ピピッ ピッ、

いつものように  怒ってみても 

いいかも?  はは  

いつものように  笑い飛ばしても 

クールに ?  

全部、 これ  西洋文化じゃん  

下駄  下駄  Getter 

ゲタ ゲタ ゲタって  笑い? 

回る  回る  回るよ 

ハフ  ハフ  ハフ  



’もう 行かないで  そばにいて  

雪のような  星が 降るわ ’
         (Wの悲劇から) 


時の ドアを  開けたのなら  

そこから  見えるもの すべて 

納得いく  はずよ 

彼女のように  あなたのように  

望むものを  望もう  

捨てるつもりで  手に入らないつもりで 

それが  やり方  

誰にも  聞いてはいけない  

誰のためでもなく  

納得いく  方法よ  

それで  心が  痛んでも  

それで  心が  灰色になっても  

願いは  願いだから  



お前は  それを する、  するぞ! 

とか  

ぶっこいてる 

どんな  奇妙な  ハローワーク か 

おー、  お前は  するぞ!

とか  

朝になっても  

ぶっこいてる  

昼になっても  

午後の 陽が 落ちても

おー、  お前は  するぞ!

と 

ぶっこいてる 

ん ~  上品だね  

鳥の 糞が  落ちてきて  

朝が  壊れるような  ことが

あっても  

ぶっこいてな  よ  (拍手!)


オー  ライッ、

オー  ライッ、

オー ライ !  (また、拍手!)


ドラクロワ1..jpg

ドラクロワ  墓場の少女  :(センペンバンカ

                  世界の名画より)


::

この夜のどこにおしゃべりの停留所の

終点があるのか、知らないが、どこにでも

悠久を渡ろうとするむなしい憂愁があると、

見えるのは僕の、僕だけの眼のせいなの

だろうか。


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