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弱さは他人への強さに、強さは孤立しひとりになる [心理]

地球は回り続けるのだろう。僕らの

寿命などは気にせずに、地表に光を

照らして、それが朝だとか、日没だ

とか、夜だとかは区別していない

だろう。

僕らは理想を持って生きてゆく。

それが理想だとは知らずに、ただ

生きる指標とか、経験から信じた

金箇条・信念かも知れないが、それ

を抱く。

気持ちを、特に愛とか、それが僕ら

にできる最高の善なのだと思う人

も多い。天草四郎の島原の乱は幕府

の将軍は家光だったが、最後に原城

へ籠城したが、この時の戦いに宮本

武蔵も参加していた。そして、中に

は自ら抵抗せずに切り殺されてゆく

信者を見て感動している。

キリスト教の許しの教えは有名だが、

世界の教会でそれが国とともに機能

しているとは言えない。

親や兄弟、恋人などが殺されて、その

犯人を許さずに責任を取らせるのが、

法治国家だからであるが、感情が

自己に結びついているのが僕らの

生の一般の状態なので、愛する人を

亡き者にされてそれを許すのは

自然な感情ではできない。



克服できないものを克服してしまう

のは、強制的な心だろう。それは

強さを超えて無謀になってしまう。

それでも後悔しようとしないだろう。

克服への恐怖は人を臆病にするか、

少しでも立ち向かおうとして、弱さ

を発揮して説得に向かうだろう。

信頼の輪を築こうとするのは、そう

いうタイプの人間だろう。突き進み

過ぎないでお互いの間で策を導こう

とする。

それは相手を真に理解しているか

どうかよりも、お互いの関係性を

大事にするので人の輪が広がり

やすい。

あまりに強い人も自分のエネルギー

が相手を押さえつけて、好きで自由

な意見を言わせなくしている。

そして、友人でもその中にいるので

気まずさや不愉快を受けるのを覚悟

して、意見を言う人は少ない。

コミュニケーションに失敗が多いと、

その強過ぎる人は臆病になりながら

もそのプライドは決して譲らないの

で、相手の意見など無視してしまう

のだ。彼は小さな輪を作るかもしれ

ないが、自分を理解することから

ますます遠くなるのだ。

そういう人でも相手を理解しないに

しても、気まずさを避けるためには

一般的・常識的なことを事務的に

述べることはできる。ただそれは

平板な意見なので、そのくり返し

が多いと聞いてる者は退屈するか、

耳を貸さないようになる。

そういう時に彼が関係を結ぶこと

が出来るのは、異性で、女性だろう。

男と女のそれぞれの違いが無理解と

なっている場合が多いせいか、その

壁が逆にお互いが小さな喧嘩を

くり返しても、お互いの足りない

部分をお互いに支える形ができ

上がるようだと、妙にしっくりくる。

理解できないことがお互いにはっきり

しているほうが、返って安心できる

利点が男と女にはあるようだ。

特に女性は子供を産む期間があるから、

その視点で男を考える・選ぶ伝統が

ある。

男と女のそういう関係について書こう

とすると、とても一人の経験が何人

あろうと、それ以上に別人の経験が

重要・必要になるから、恋愛から結婚

論まで書き終えることはできない

だろう。


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