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島で大事件 1. [事件]

島で大変な目に会った。それから回復しつつある。が、まだ何が起きたか、

わかっていないようだ。(実は今、わかったつもりなのだが、まだ書く段

階ではない)

現実に起きたことははっきりしているので、それは書くが、なにしろ初めての

(たぶん、スキーで直滑降で左足を軸にして回転し、翌朝には歩けなくなって

いた20代以降の。そう言えば、小学3年の時にもトラックのサイドミラーに

はねられ、3,4mはね飛ばされたこともあったな)大ケガなので、その日の

自分は興奮からとショック状態でアドレナリンでハイになった。何が起きたか?

岩場へ泳ぎに行って、そこから足を滑らせて、1m下?の岩に額から顔面を

打ち付け、すぐに左足の膝を打ち付け、バウンドして海に落ちたのだ。なので

ここは僕の記事ではなくて、息子か娘による「バカな父が亡くなりました」という

訃報であったはずなのだ(笑、だが笑ってもいけないような)

その前に、前日書いた記事があるので、のんびりしたそれから :-



島の家で今までの自分とは違っていると感じる。それは今回は

自意識が顕著で、自分を見つめる自分がいることである。   

島に来ると、さしたる知り合いもなく、ひとりになれるので大抵は  

自分にのめり込んで思う存分、無意識との交流を図ろうとする。  

今日も水道課とのトラブルがスムーズに片付いて、やっと風呂に  

入れたのだが、雑用のメモを取ってまもなく、廊下の掃除を始めた。  

今まで初日に(翌朝だが)掃除をはじめた覚えはない。掃除は優先順位

が低いのでなかなか手につかず、後回しでやっつけ仕事にしてしまうの

がいつもだったのだが、今日は雑巾がけまでしてしまった。

そうしていて、当たり前に暇で「何をしに来たか」、と今まで島で考える  

こともなかったことまで考え始めた。何をしに来たかぁー、・・・天井を

見上げるがごとく、我ながら変なことを考えると思いながら、宅急便で

今日届いた本が並んでいる棚を物色するが、段ボールに詰め込んだ時

の本への感興は蘇らない。その時のその本を読みたい理由は思い出すが、

どうしてそれを選んだのか、その感じが思い出せない。

それは必要なのだ。なぜなら、その感興の行く先に、またはそれが発生  

した時にどう根源的なものに関わっていたかが、大事だからだ。これは  

知的なことではない。忘れたものを思い出そうと、クンクン鼻を鳴らせる

ような感覚の作業だからだ。このことで思い出せば、これも不思議である  

そういう一部がありそうだ、と。ちらっとこれは思い付きになるが、なにか

人間を離脱して動物に近づこうとしている行動かな?と。  

動物行動学はローレンツが家畜や野生動物と分け隔てなく共同生活を  

しながら発見したことが、新しい学の道になった。その影響は個人で十分

にあると思っている。街中でも川の側で変な声がするので探すと、野生の  

大型の水鳥だったことがあり、そういうように声をかけられたのでは?と思う  

場面がいくつかある。多くはないので何とも言えないが、魚が人の想いに  

反応するぐらいだから(これは機会も種も数も多かった。百匹の魚が寄って

来たことも)、鳥もなにか言いたいことがあるのだろう、僕に。島の港でも

トンビに頭を軽く掴まれたことがあったし、彼らは彼らなりに僕が彼らと共通

の感覚を持っていると知っているのだろう、知らないのは僕(人間)のほうなの

だろう、と僕は考えている。   

思えばそういう事件はあまり(詳しくは)書いてこなかった。その延長に  

アフリカがあると思っていたので、そんなことは大したこととは思って

いなかったからだ。 野生の猛獣の間で暮らしていけたら!   


眠くなってきた。2日目(5日)はこんなところで。






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