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政局も政治 [政治]

野田女史が今日、ギリで登場した。20人の推薦人  

を集められたということだが、見た目は将来の  

総理を見込んで、4回パスしているので、ここらで  

1回総裁選に登場しておこうかと。  

それもあるだろう、だが、それにしては登場が遅い。 

そんなギリになる登場の仕方は、準備が不足して  

急な登場になってしまったということ。つまり、  

初めから登場しようとは思っていなかったのだ。  

ではなぜ?という順序になる。(これは僕の考えを  

逆からたどっている。)  

派閥の連中が動いているのだろう。結論から行こう。 

これは自民党の改革派と派閥派との確執だ。 

改革派は若手の当選3回以下の議員で、小泉  

環境省もこれに加わる。一匹狼で派閥を持たない  

から。小泉は前回、石破を推した。事前には 

それを教えないで投票した。その頃は派閥に  

気をつかったのだろうか。今回は、長いこと派閥  

と改革派の動向を見ていた石破が河野支持を  

打ち出したので、堂々と河野支持を事前に出せ  

たのだろう。  

派閥内にも改革を意識する議員が増えて、どちらを 

指示するかで自分の支持基盤が安定させられるかが  

気になる議員が多いはずだ。河野支持はこれまで  

少なかったから、石破も自分が出るか、支持に回るか  

慎重になったのだろう。それで大方が、派閥でも  

一本化を諦め、それぞれが自分で決めて投票をせよ、  

ということを打ち出している。が、小泉はすぐその嘘を  

バラしている。若手議員の処に電話攻勢が派閥から  

入っているらしい。  

すると、派閥の裏が透けて見える。河野支持を減らす  

ことだ。そして、岸田・高市女子に票を回す。

::作戦はこうだろう、まず票を分断して、決選投票に  

持ち込む。そのための伏線が高市女子、この人は  

安倍政権の政策をオウム返しに言っているだけだ。  

安倍に推されて自分では中心になる政策を出すほど  

考える時間がなかった。そして、野田女史も票分散  

の駒だ。  

ともかく決選投票になれば、国会議員票は383票で 

変わらないが、党員票は都道府県の各1票になる  

から47票しかない。383票から47票に激減する。  

なので議員票で決まる。決選投票に持ち込めば、 

あとは出来レースで1本に絞り、河野を追い落とす  

つもりだろう。だから、決選投票では自由投票は表面  

ではともかく、許さないだろう。というのが、僕が  

見えたと思う政局の見方だ。

こういう衆院選を控えての総裁選では、政局はシビア  

になり、ちょっとしたことで風向きが変わり、混迷化  

しやすい。誰もが神経質になる。それで政局の政治  

が見え隠れしやすくなる。  

― ということではないか。



::

政治家の頭と言うか、権力側の考え方というのはこの 

百年、いや千年も変わっていない。イギリスが世界を  

牛耳って世界に君臨しようとした植民地政策は 

資本主義経済による分割統治政策だ。これはそのまた  

千年も前に旧約聖書の神、(ヤハウェ、またはエホバ)  

による政策?と同じものだ。ユダヤの民をエコひいきして  

人間の種族を民族で分断して、自分が万物の創造主で  

あるから自分のみを信仰せよ、と初めに人間の心に  

差別という楔を打ったのだ。これが始まり。  

以来、嘘と陰謀は西洋の政治の十八番になった。  

これは基本の考え方として受け継がれ、今もそのまま  

生き続けている、気づくと、恐ろしいことである。  

欧米は自国の利益に照準を合わせるのは、当たり前  

の義務で中国の習金平糖?はこれと逆に力づくで、  

それがだめなら資金力で、それがだめなら懐柔策外交  

で、それも見込みがなければここまで来たように、百年  

の計を立て最後はなんとしても国家主席に忠誠を 

誓わせ、地球上の全民族も中国民族に統一してしまおう 

という、、バカげているが、本人は真剣だという思想に 

従っている。基本は毛沢東らしい。

毛は晩年、多くの独裁者と同じく病になり、それも彼は  

奇病になって(筋萎縮性側索硬化症)、手足も動か  

せず、喋ることもうまくいかず、食べ物の味もわから 

なくなった(のではないか)。肺気腫、心臓病もあった 

という。

第四の妻(元不倫関係の愛人)の江青は文化大革命 

末期の中枢の四人組の一人で、毛が失脚してから 

は内部権力闘争に明け暮れ、破れて毛の死後、 

投獄され死刑判決、のちに減刑され、病気のため 

釈放されたが、癌であったからか、首つり自殺した、  

77歳。毛の死後、15年後のことである。 



最後に、河野太郎だが、反日家としては高いランクに 

あるサイトでは登録されているが、僕にはよくわからない。 

リベラルなのはわかるが、女系天皇を認めることや、  

二重国籍を認める推進派であることなどが、ただちに  

反日なのか。彼のオフィスに朝鮮半島の地図の額が  

飾られているのは事実だし、韓国系の野党議員とも  

交際している素振りがあるが、河野自体が主張と  

腹の内は違うような気がするし、それを河野自身が  

どれほど意識して使い分けしているのか、または  

意識していないのか、いや、それは信じられない。  

外務大臣時代に記者の質問を次々に無視するような  

男が、そんなバカだとは思えない。一度、総理大臣  

にしてみればそこがわかるのだが、冒険だろうか?  

確かにリベラルだが、愛国心はある気がするのは、  

どうしてか。それは政治ではなく、人間だから、見え  

てこないのかもしれない。愛国があって、反日的な  

行動をするのと、反日があって愛国の振りをするの  

とは見えるものがまるで違う。違うのに、内部は矛盾  

した逆の精神だったりするから、わかりにくい。  

なにか、コロナ後の予想のように、あやふやになって  

来た。国会答弁のようにあやふやに誤魔化すか?  

どうよ?

IMGP0008 (3.JPG


北部公園の桜。

桜は好きだ。愛国? う~ん。僕は日本を愛して  

いるだろう。が、それは戦後とは関係していない。

今はまだ過去(体)と心との問題だ。


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