SSブログ

Both Sides Now の向こうへ [詩]

充分、 君の声が 聞こえるところに  

そう思っても  君の声が  

聴こえるのではない   

君の声を  語ってもいいが  

それが 確かに 語ったことに  

なるのだろうか   

なんと  手応えのない  会話だろう  

はじめは  知性を捨てた  

知性が  完全に 捨てられることはない  

だから    愛も   

捨てながら  見守られているという   

君を  感じていた   

僕は 自意識では  それらを  

否定しようとしていたが   

それは その方式を 真似しただけで  

否定が  目的ではなかった   

否定できない  ものだった  

今も   

僕らは そのどちらも  担ぎ過ぎて   

欠点を  見ようとしない  

それは  だが  無理からぬことだ   

考える主体 自分をして  

自分を 否定しなければならない  

それほどに  愛されて  

しあわせに  流される  

これも 自分を裏切り  

不安の ただなかに  出発  

することに  なるのだから  

憂鬱にも  なるさ  

誰も 望まないから  そんな理由が  

立つとは  思えない  

やってみる価値がある  とかの理由で  

生きる理由を  誰が  否定するのだろう?  

そんな ちっぽけな 理由で  



あなたの 問いには  答えません  

答えないということで  話しましょう  

あなたを  取り巻いている  

その  空気  

それが  おわかりですか?  

それが  あなたを 導く  

それは  わかるでしょう? あなたなら  

だから  私は  

なにも  言うことはない  

ないのです   

ごめんなさい  

あなたを  認めようと 

しているの

あなたが  望むのは  いつでも  

自分で  答えを見出し  

それを  掴めるものに  する  

だから  あなたは   

私に  尋ねは しないはず   

これは  はぐらかしたのでは ないのよ  

いつでも  

そうして   

進んできたの   それが    

あなた  なの   

それが  ・・・  



揺れる   揺れる   

海の 中   

自分の手を  見ようとしても  

見えない  水の暗い 闇  

どこへ ゆくのか   

How が   流れている  

あいまいな 言葉が   ゼリーのよう  

両側からの  アプローチを  

探ろうとして   

もう  呼吸が  続かない  

気の 遠くなる 世界    

これは  眩暈(めまい)?   

6月に  なって  

Show は よくなっただろうか?  

人びとは  輝く 瞳を   

取り戻せた だろうか   

愛のサーカスの  淵に 集まって  

なにかを  見ようとして  

なにも  見ないのだろうか  



雲が 速く ながれる  

夕暮れが   あった   

僕の 黒い影が  斜めに  

それに向かって   立っていた   

君は  どこへゆこうと  言うのか  

黒い影から  

鉄の 言葉が  落ちてきた  

重く  鋭い  剣のようだったよ  

僕は    まだ   

君を  抱きしめ られない   

抱きしめては  いけない、  と   

思った よ   

人生の  靴底の  音を  

聞くよう だった   

天使の 羽毛のような  柔らかい  

雪が  漂っていた  

ふわふわした  それらが   

鉄の 雪片のように   

逢っては   別れていた   

お互いの  体を  交差して  

混ざることが  ないよ  

ああ   

それほど  柔らかい  のに   

それほど  強固  なのに   

君たちは  ・・・   



どうにもできない   

それが  わかりすぎたとして  

どうにも  ならないでは ないか  

少し 離れた  海浜だと  

思っていたのに   

どうにも   なら ‥ ない 

それが   

わかるということ なの?  

受け入れられないものと  

受けつないもの ・・・  

Life 

シュール と  シュノーケル   

どうして  それで   

呼吸が  できているの?  

理屈に  あわないこと   

そのまま  活かされている  世界  

君は  

たしかに   

そこに  いるんだよね  ?  

それで   いいんだよね ?   



自分の 影 という  

僕らが  いつも  たどり着く  

究極の  世界   

そして   

それを  称賛しても  

その 有利さを  捨てても  

僕らは  その round に   たどり着く  

たどり着いてしまう   

少し  汗臭い  

君たちの  匂い  

なにかが 変わったのではない  

スポーツクラブ の  

着替えの 空気に  紛れ込んだ   

なつかしい   失われた  君たち   

古い round と   新しい  汗   

太古のような  闇に  干渉して   

愛という  真綿に  干渉して  

どこかに  流されるようで   

どこにも  たどり着かない ・・・  

そんな  気が   するんだ  

こんなに  すがすがしく  開かれて  

夜は  広大な round であるのに   

僕は  ここに いて   

すべてである   それを   

いつのまにか   抱きしめる   

ほら    できた   

それは  ・・・・・  とんでもないよね、   

それは  ・・・・・  ゲボガボ、  だよね   

Wo っ、 ― 、、 ・・  。。  

おお dtJitnULio  dtyufljis  jHjoburYgl  eekk  

おう qtJitnULio  mtyufljis  jHjoburYgl  eeee

あう otJitnULio  atyufljis  jHjoburYgl  ffee   

その、  ooooooo、  

世界 とか、   銀河  とか、  

Still  Somehow   (まだ なんとか)

背中からの  大きな穴で  

宇宙が  覗ける人よ  

無意識の  やさしさよ   

迫害から  守ろうとする  人たちよ  

10万光年の アンドロメダ とか  

まだ  なんとか   とか  

無限に  初めて 話しかけたのは  

君なのかい?  



涼しい 草原に  朝日が  訪れる  

来たね   

とうとう  ここまで   

もう  涙も枯れて なにも  

感激できないけれど   

来たんだね、  

とうとう   

約束したもの ね   

説明すれば  それは   

それで なくなる   

それは  それで   

そのまま   

ああ、   

それは    

なんとした こと なんだろう!  

僕は!  

君は!  

ああ  世界は   

なんとした こと  なんだろう   

なんとした   ・・・・   

なんとした   ・・・  

なんと、  ・・  





( くり返し 、  リピート、

 repeat 、  ・・・・・ )    









::::  
こうして 悲哀も最後には底が抜ける。洒落では  

ないが、そう聴こえるが、そこまで行くのが大変。  

自分でも毎回、自信がない。あったことは一度も  

ない。今度は闇に落ちたまま、という不安は  

いつもあり、なかったことはない。それを予定  

してはいけないのが難しいと思う。それで  

いつもなんとか、わからないまま、終わって  

みて初めて、こなせたと安堵する。その  

集中を測る方法は知らないが、耐えている、  

ということも感じないほど、緊張が続く。 

最高度にそれが要求される。眠いのに、

寝られないことも。

心の砂漠を旅する、と言うと余裕があり  

そうだし、ロマンの香りもあって、気に入る  

表現かもしれない。

あれほどの不安をわざわざ耐えるような  

状況に、なぜ自分を誘うのか。精神の 

高山への登山のようなものなのかも。  

次第に広く、複雑に、適応に難しく、厳しく  

なるのが、当たり前という、 ・・・。


まだ余波が残り、終わった気がしない。 

今夜の(中秋の)満月のせいかもしれない。
 

nice!(21)  コメント(0) 

nice! 21

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。