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脱力2 アニメチックな夢 [夢]

ストーリーとしては長い夢で、時間は

短いのかもしれないが、処々の印象で

記憶に残ったところを写し出してみる。


どこかに親戚かうちの姉か友達か、

彼らを送るのに、僕が駐車させて

おいた車を取りに歩いている。後ろ

からその女達の声がするのである。

高速道路か高架橋の下に行こうと

している。そこでは小娘たちが何か

コスプレで騒いではいないのだが、

その高い声で喋っている。ピンクの

家具が並んでいて、ソファで(一人

用)4、5個バラバラに置かれている

が、もう僕の車は眼中にない。

途中に置かれたピンクのソファに

僕は坐った。すると、急にソファが

動き出したようだ。真ん中のソファに

坐ったはずなのだが、最後部に配列さ

れていて、全部道路を走り出した。

先頭を見るとトラックバンがあり、

どうもその指示で連動しているらしい。

それにしても頭上は高速道路なので、

BPSは届いていない。革新の技術なの

だろう、(と驚くことはない、夢な

のだ)


電波?は強いらしく、ソファの間に

他の乗用車が入り込んでいたが、

それぞれつながって道路上を走る。

走ると言っても、ソファに車輪は

なく、空中を浮いてそれもけっこう

揺れながら、あっちこっちしながら

走ってゆくので、快適だった。

どうも小娘たちは芸能人グループ

らしかったな、と僕は考えている。


第1部分はここまで。切り替わった

のか、ストーリーをわすれたのか、

見当がつかない。

次の場面は追われていた。何者か、

または何かの組織にか追われる、と

いう夢は人はよく見るようだ。

追跡者は二人いた。黒いスーツに

身を包み、という映画・TVドラマ

の見過ぎで夢に出てくるのだろう。

僕は夢ではいつも空中滑空ができ

たので、空を飛んで逃げるのは十八

番(おはこ)だが、今回はその能力

を極力知られないほうがいいらしく、

初めは走って逃げていた。

そこで逃げ込むのが、低い丘にある

寺か神社へと入る森の入り口だった。

すでに夜だが、そこは祭りの縁日の

ように賑やかだった。

しかし、雰囲気は異様で化け物か

妖怪の宴、といった雰囲気だった。

それもそのはずで、そこは超能力や

神秘を謳った新興宗教の会場だった。

案内役の男か女の顔がなにか喋って

いたが、聞き取れない。右手の森の

暗がりにはゆらーりと揺れる提灯

だか火の玉だか、3個ほど挨拶を

しているようだ。

左手を少し先を行くと、そこには

電車の車両を改造して、食堂風に

したのだろう。車体も暗かったが、

黄色く塗られ、いくつもの窓から

中のこれも黄色い光がケバケバしく

漏れていた。酒を飲んでいるのか、

中から大人数の騒ぐ雄たけびが

響いた。乱痴気パーティだな、と

思った。

その横を通って登ってゆくと、前方に

不思議な光景があった。宇宙飛行士

のように無重力状態で7,8名が空中

浮遊しているのだ。幻想的といえる

光景で何色かのカラーでライトアップ

されて、その光の中を全身タイツの

人間が自由に泳ぎ回っている。こんな

こととができるんだ、と感心する。

右手に二段の丘があり、水が薄く

張った池があった。そこの水はきれい

だったが、コルト拳銃の45口径が

沈んで黒い握りが水面から出ていた。

他にS&Wのレボルバーもあったが、

握りが外枠だけで、透け透けだった。

壊されている。

その近くでうずくまっている青い男

がいた。いかにも邪悪な顔で、その

拳銃を池に捨てられた様子で、悔しく

文句を言いたそうな風だ。が、動けな

いらしい。この宗教団体が男に与えた

罰だとしたら、相当手強い強力な相手

だ、と思った。

その上の段の少し離れた処に山門が

あった。3段の石段を登った処だ。


青い男が業を煮やしたのか、立ち上が

って、とうとう我慢できずにしゃべり

始めた。何を言っているのか聞き取れ

ないが、演説が始まって、まもなく

銃声がして、男は倒れた。森のどこか

にスナイパーがいるらしい。(映画の

よくあるパターンで見過ぎ、笑)

そこで僕の出番だと気づいて、演説の

登場者にふさわしい山門に立つ。僕は

レインコートらしきコートの男だった

が、それを見ている自分がいる。男は

石段を歩いてくるが、演説をせずに、

そこにいた潜入のレーポート女性記者

にマイクを向けて、渡す。どうもこの

宗教団体の潜入捜査をしていた記者

らしい。

(まったく。ドラマの・・・・笑)

どんな演説か待ち構えていると、なぜか

記者の様子がおかしい。声が出ない。

どうも少し震えているようだ。青い男

が射殺されたせいか?いや、ここは

夢だ。(という必要のない説明)

ともかく女性記者は臆したようで、

僕だった、が今はそうではないレイン

コートの男が喋ベり始める。

神はいない、だから、こんなもの

(空中浮遊)はインチキだ、という

ようなことを言う。銃弾は飛んで

こなかった。一応、準主人公なの

だろう。

そして、男は池からコルト拳銃を

引き寄せて、手に持ってしまった。

これはサイコ・キネシスと言うの

だろう。

そして、人が浮遊する空間の下の

地面にその機械装置があるのだろう、

と指摘する。今からそれを撃ち抜く

が構わないか?と尋ねるが、返答は

させないつもりだったらしく、2秒で

その狙いで発砲してしまう。とたんに

そのきれいに舞い踊っていた人数が

地面に落ちてしまった。どっと森の

全体に驚きの空気が広がる。


ここまでが第2部。続きはたぶん、

記憶が抜けたのだろう。

また追われる場面から始まる。

ゴム手袋の親指を一軒家の大きさ

に拡大したようなオブジェは緑の

ややうすい色であった。その後ろ

にもっと大きい指がビルディング

並みに立っている。一瞬、飛んで

逃げようかと思うが、そうすると

能力がバレてしまう。また、飛んで

いる処を撃たれてしまうかもしれ

ない。

そこまで走って行って、ビルの

階段を昇る。このままでは追い

つかれると観念した僕は、なる

べく見えない位置で空から逃げ

ようと決心する。

5階だろうか、汚いビルで、ドアも

ベニヤ板の老朽化寸前のドアだった。

それを開けると、すぐ前に初老の

男が受け付けらしく、椅子に座っ

ていた。これこそあの脇役で有名?

なあの俳優だった。と思ったが、

そんなはずはと思うが早いか、男は

その俳優に似ているだけに変わって

しまった。その男の上にこれも

ベニヤを細長の羊羹状に切ったよ

うに暖簾のように張り並べられて

いた窓の暖簾?があった。

おっさん、僕はここから逃げるから、

と言ったが、おっさんは窓の下には

何もないので落ちるばかりと言いた

そうだった。僕はそのベニヤを持ち

上げて、体の半身を窓の外に出した。

もう追手が迫っているのがわかった。

そこで窓から滑り出ると、ビルの

5階の路地の上を飛んだ。脱出口

を眺めて、もう追っては来れない

だろう、と安堵した。


ここまで第3部。長い。

次は記憶が抜けているのがわかる

くらい、かすかな記憶がある。なん

だかわからないが。

急に山岳の尾根のような処にいる。

が、山のなかではない。少し先の

鋭峻な岩山があり、そこから下の

街が眺められそうだった。そこまで

行くと、街ではなく、大粒の宝石、

おはじきのガラス石の百倍くらいの

石が薄茶色で、いくつもあり、重な

りもあり、そういう広場に見えた。

その途端に、高度80m以上はあった

岩山は5mくらいの低さになってし

まった。崖の上から大滑空ができると

期待した僕はがっかり。

しかし、今度はそこが遊園地である

かのように2,3歳の女の子が喜びの

声を上げて、にぎやかな場所だった。

広場の周囲の平たい岩の場所から

どうもチップを重ねて投げるらしい。

チップはポーカーチップのギザギザで、

大きさは女の子の頭より大きい。それ

を5枚くらい重ねて、広場にある宝石に

ぶつけるのが競技らしい。

突然、明るい雰囲気に変わったので、

またこの頃から、背景や登場人物も

アニメの画でしかも3Dっぽい、

立体画に移行し始めていた。僕は

その画を夢の外から眺める観客に

なっていた。子供たちの笑う声が

その場を包んでいた。

チップが5枚重ねて投げられ、僕が

すかさず空中で受け取った。母親の

いる子もいたが、割り込んだ僕に

機嫌を損ねることもなく、なごやか

なままで、僕はチップを2枚と3枚

の二つに分け、それを他の岩場の子供

へと投げて配った。・・・


ここまでが第4部。このあとに全編

アニメになってしまう夢を見て、これ

はいける、と思ったのだが、その前

の3部を細かく思い出しているうちに、

書きたかったアニメの夢を忘れてし

まった。覚えていて、思い出せると

思ったのだが、・・・。

だが、アニメの夢は絵で見せなければ、

言葉では通じないので、これはこれで

いいか、みたいな。


::

脱力のために、昨日は何もしないで

いいと思い、散文を書いて、うまく

いったようで、昨日は今年最後の陶芸

教室でもあって、区切りもついて安堵

して、こんな夢を見たのだろう。なに

しろ、猫並みに14時間近く半日寝て、

朝に2回起きてトイレくらいで、体の

疲れを開放していた。緊張して、集中

して充実を感じるというタイプなので、

一定期間でどうしても煮詰まって

しまう。これまでは我慢ならないほど

煮詰まると、LCCの航空券を予約して

日本脱出をしていたのだが、もう

よほどのことでないと一人で海外へ

は行かないだろう。

体の危惧される病気に対して準備を

していくのは大変なので、サポーター

が必要だろう、理想を言えばだが、

しかし、現実問題ではある。

ともかく、脱力はその時に、その

時々ですべし、だろう。


次は夢の映像を記録できる装置が

完成したら(企画はあるらしいが、

まだまだ)、それでアニメチック

な夢の冒険を届けられるのだが。

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