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生きる意味 メモ [生きるわけ]

< 絶望と生きる意味の絶対矛盾の

自己同一(西田幾多郎流ぽい)はある?>



この世の意味がなくなってゆくのは

まだ、いい。

それは同時にこれまでよりも書く

ことが無くなってゆくこと。

そのうちに書くことに飢えるよう

になるのだろうか。

意味を感じるのは、意義を感じるに

通じている。それは自己肯定感・

自己達成感・自己証明につながる

のだろう。この世になんらかの

自己肯定を与えているからだと

思えるが、

そういう浮ついた観念世界のベール

を剥がしてしまうことは、現れる

不安はどういう弊害をもたらすのか。

実際にもたらすのだろうか。


僕にはなにが気に入るのだろうか。

政治ドラマ、工作員・スパイドラマ、

明るい冒険妖術もの、自然の脅威の

ビジュアルな映像、動植物の奇妙な

生活、その記録、

しかし、自分は最後にこれにはまって

間違いなく、モノづくりの道をまっすぐ

進むだろうと思っていた、この50年の

隠したものづくりへの意識は何だった

のだろう。

秦野の教室に行かないと、家では何も

しないというのは、まったくの予想で

きない出来事だった。

買った道具はほぼそのままデスクに

置かれたまま。こんなはずではなかっ

たのに。

ものに向かう時とことに向かう時

ではまるで異なった感触を持つ。

そこでは世界は分裂したまま、夜

の闇に広がり行くという川の流れ

を思う。どこにもいない僕を探そ

うとは思いもしない。それは心配

ない。

両方を統括するとか、とんでも

ない計画を真剣にならなければ。

それぞれはひとつの方向なの

だろう。

そういったもの・ことを鳥瞰しよ

うとするから、現れる不安であっ

て、その日その日に任せてしまえば、

生活が解決してくれる。


手でさわれる壁がある。雨を凌ぐ

窓がある。ここは家という建築物

で僕は意識せずに守られて息を

してきている。それだけで、なん

と文学的なことかと思ってしまう。

窓を通して、街の外界を見ることが

特殊なことだというのを、忘れて

しまう。

だから、野良猫の気持ちなどは

わからずにこれまでやってこれた

に違いない。幸福なモノの形式に

育まれたという考えを知らずに、

生活は当たり前だと思っている。


今の生活様式を捨てる必要はすぐ

にはないだろう。それでも昔の

生活の意識にもどってみる意義は

ありそうだ。僕らがなにかを変え

たい時はなんらかの過去の原点を

知って、そこからの転換に意義を

見出そうとする時だからだ。それ

は全体への意識に目覚めるから

だろう。


世の中にあふれる映像文化、風俗、

ゲーム文化、服飾やアクセサリー

の趣味文化は楽しむためにあるの

だろう。積極的に自分が楽しむの

がいいだろう。だが、それだけが

自分を慰めるという消極的で受け

身な生活で、「その慰めがなければ

生きられない」という自分の背中

ばかり見るのなら、それは自慰で

あって精力の無駄な浪費に思える

のだが。

それでは嫌々、仕方なく生きてい

ると思えないだろうか。

僕らがその状態に慣らされて

しまったとしたら、それはどうい

う訳か、または誰の所為か。

そう考え得るなら、僕らは自意識

を正常に戻すことをも考えた方が

いいように思える。

すぐにすべてをわかろうとするの

は性急だ。すぐに行動に移ろうと

するのも気が早い。

日常にそれを掘り返して、発見し

て行く方法もある。それにも準備

が要るだろう。


生きるのは、僕らが生きている状態

のこと(生活)がそこに広げられて

いる、平たいものではない。

生きようとする気になることだ。

常に発生する問題に向き合うため

に積極的な、消極的な、また少し

進んでは少し戻るという、常に生き

ようと前を向く平常心になることだ。


ぬかるみでお互いに協力しようと

か、慰め合っていても、いつまで

も涙で濡れてしまうぬかるみからは

脱け出せない。


愛は与えられない。神も恋人も、 家族も与えてくれないし、そこから は始めることができない。恋人は

結婚してほしいからだ(女)し、

セックスしたいからだ(男)と

いうのが、普通は半分だが、恋愛

に慣れるとそれを利用し始める。

それはそいつらに距離を置くこと

で、絶対に会わない。その余暇は

そいつらにまかせておけばいい。


少しでも人を愛する。それをする。

愛は作るものだからだ。愛を育て

るのは初めは我慢しかないと、

愛を燃やし尽きさせてしまうと、

それがわかる。ベースになるもの

は貯金のように始めの相当の金額

になることが増やす(育てる)条件

だ。


だからそうなのだ、生きる意味は

ぼくらがそれを作る。それを作り

続ける。そうしてこそ意味が生ま

れる。宝くじやギャンブルで一獲

千金に得たものではダメなのだ。

僕は考える、どうしてダメなのだ、

手っ取り早くていいではないか、

と。不思議だと、思う。自分の

生きる「気」を込めたものでない

となぜかダメなのだ。これは長く

生きると実経験上わかる。痛い目

に会って、わからされる、何度も

何度も何度も。


意味を作る、というのはどうも

そういうことらしいのだ。単純な

真理だが、抗えなかった。

僕らはつくる。子供を、愛を、生活

を、習慣を、それが健全に感じら

れれば、恐らく怖いものはなにも

なくなる。そのことも単純な真理

らしい。これは僕ではなく、歴史上

の意味でも過去の人の意見でもあり、

世間での意味でもある。だから、僕

は通常では書かない。


今は過去を吐き切って(書き切って)

スッキリさせようという時期なの

だろう。       2.24




<カスを社会の壁につぎはぎする
      犬や猫やネズミの群れ>

道を歩いている そういう夢 

だから どんな道 でもいい 

歩き続けて  疲れ続けて 

それでも 歩いている 

そんな夢だ と思っていたら 

それは 人生を  オーバー

ラップさせたものだった 

歩いていると  どんなに 

長い旅だった としても

もう 過ぎ去ったこと 

そうだったよ という感慨が 

あるだけ 

それなのに 夢は 儚くならない 

まだ 人生を  あがいている 

なにかを  求めている 

たとえ 今が しあわせだとしても 

そこに いられない 

そして 恐ろしい事実に  気がつく 

なにもないものを  求められないことを 

そして  雪が降る ように 

僕は  粉々になり 

いくつもの 雪のように  

地面に 着くまで ゆっくり 

舞い降りて 来る 

その僕を 

道を歩く 僕が  見上げる 

空から落ちる  雪片は 

まるで  しあわせの 

理由であるかのよう



理由が 

ああ

理由が 



落ちてくる 



僕の求める 答えに 

応じるかのように 


理由が 

空から 降って来る 



絶望が  母のように

僕を  癒してくれる 

孤独が  僕の前に 

未来を  押し広げて くれる 

僕には  

僕の 力を  使う理由が 

必要だった 

戦う 訳が  そのまま  

僕を  歩かせる 



これが  人間の 戦争をする 

深い理由(わけ) なのか 

絶望と  孤独とが 

それぞれの 人生で  存分に

深すぎることが

戦う由来となって  押し進める 

命の  理由(わけ)

なのだろうか 

結婚が どこかで  男と女の 

戦う理由は  ここからでも  

あるのだろうか 


意味のないものだけが 

僕らを  力から 戦いから  

遠ざける 

無価値な ものに対抗して 

僕らの 戦いの大義は  あるのか 

力という 場所や時を あるい価値を 

得るために  大いなるエネルギーの  

高揚や消費が あるのではないのか 



僕らは  そうして  生きるために

殺し合わねば  生きることのできない 

動物 なのだろうか 

どんな 平和の祈りも 

この 流儀のために 

流され続け  そのカスだけが 

残った 


僕らは 民主主義や  平和や

ロマンや  自由という

欺瞞や  虚偽という  

カスの レッテルのために 

本の表紙を  飾るために

社会を 築きあげてきたのだろうか 



誰か  教えてくれ 

そうではないという  答えを 

僕らの エネルギーが  

地球の  そして 地球から 

どこへ  向かっているのか を  

                                  3.1-2



< くり返しの木霊 >

だからそうなのだ、生きる意味は

ぼくらがそれを作る。それを作り

続ける。

意味を作る、というのはどうも

そういうことらしいのだ。単純な

真理だが、抗えなかった。

僕らはつくる。子供を、愛を、生活

を、習慣を、それが健全に感じら

れれば、恐らく怖いものはなにも

なくなる。そのことも単純な真理

らしい。これは僕ではなく、歴史上

から抽出されるという意味でも過去

の人の意見でもあり、世間での意味

でもある。だから、僕は通常では

書いていない。



人々の全体も   社会の全体も

流されて  歩き続ける  



カスを見る人も  カスを絆に 

見る人も 見ない人も 

この旅は  まだまだ 続く

そういうことらしい。

           3. 2
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