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概知の新天地に迷い込んだ 探るその2. [思考]

僕らの理解の仕方という問題と、外側の煩雑な知識世界という問題を扱うのに進行は

その交互で行うことを前回で言った。次のことは起点をどこにするかだか、行うことは

山ほどあると言うよりも、一生をかけた時間でも足りないと、言ってもさして誤りでは

ないだろう。ではダメじゃん、とするのは誰でもする平凡なことだから、それは必ず

誤りを含んでいる。

まず、終わらないからやらないというのは、期限付きの仕事で、そこまでに完成しないと

もう役に立たない場合のみである。僕らの人生は死ぬまで続くし、いつ死ぬのか不明

なのでできるだけやる、というのがまともな考えだ。

千里の道も一歩から、という古い諺があるが、この正しさはともかくもやってみろ、

一歩も踏み出さないでどうのこうの言うな、というのが真意だ。それで、この諺は

今回のような場合は使えない。誤謬が含まれているからだ。

千里の道は直線を想定している。だから、一歩は一歩でしかない。ところが、全体を

追及しようという場合は、ある一か所を征服すると、その知識なり認識なり考え方を

使って、他の項目がより迅速に攻略できる。また、関連があれば省略も可能なので

これもより迅速に次に移れる手段になる。つまり、攻略地点が増えれば増えるほど、

僕らはそれらを見まわしながら、より速く、より効率的に全体を摑むことが容易に

なってくる。だから、千里の道ではない。この世という丸のなかをつぶしてゆく

作業なのだ。それで進めば進むほど、作業は楽になる。つまり、始めたもの勝ち

だということ。

範囲は、だが、広すぎる。のは、変らない。こういう時はどこから始めていいか

わからない。だから、どこから始めてもいい、ということなのだ。それは適当に

大雑把ないろいろの要素を取りそろえて、テリトリーを決めるしかない。

そして、決まった範囲からどれをピックアップするかで、条件は緊急と重要なもの

というのは、教科書的に言われているので知っているだろう。他の条件はなんだろう?

それは1.精神内部の理解について、2.外部の知識、3.資料を挙げておいて思うと

まず1.においての緊急と重要の選択(a)、同じく2.においての緊急と重要の選択(b)、

ここは読み流してかまわない、その(a)と(b)のそれぞれの関連に注目しておくこと、

また、そこから1.と2.との全体の関係性にも触れないと、別々の分野でことが進んで

しまうように見えて、すべてを「理解」するとは、どういうことかが鮮明にならなくなる。

3.の資料はそれぞれでチェックする。いつでも資料のどこを見ればいいのかが自明で

ないと、靴をはきたいのに、靴下を探して時間を取られることになる。

この準備で決定する作業は3日あれば十分と思うが、変則に仕事を依頼されて、明日から

3日ほどつぶれる。その後に3日なので、続きは24日以降になるだろう。


*その手前の問題は、他のブログを見に行く暇があまりないことだ。あまり、とは正確

 じゃない。ほとんど、に近い。家には4000冊以上の本があり、ほぼ数ページは見て

 いるが、読みとおしたものは10冊くらいだろう。それでも毎月本は増えている。

 本を見ると、それが何に関連しているかわかるので、ざっと読んで、詳しく知りたい

 となると、つい購入してしまう。、、、癖がある。
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