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ただの ひとり事 [日記]

かみつれ、と聞いて知らなかった。

Wikipedia で「カモミール」のことだ、と。なるほど、

カモミールなら知っている。 ハーブでリンゴの

匂いに似た花の香りがする。

ハーブだから、雑草。 

雑草は好きだ。澄ましたところも、上品さもないが、

破れかぶれのもいれば、意外に可憐なのもいる。

しぶとい。生命力がある。死んだように見えても

息を吹き返す。一度は。 

または、次の年に復活したりする。根が残っていた

のだろうか? 

神連れ、と聞いても知らない。そんな言葉は

なかったように思う。Wikipedia でも花のカミツレ

しか出て来ない。 

僕の造語だとしたら、僕の考える意味はカラス

だろう。神はカラス天狗を従者にして、降臨する

とか、聞いたような・・・。 

カラスはよくわからない。頭がいいと言われるが、

なにをもって頭がいいのか、釈然とした説明には

お目にかかったことがない。

鳴き声は独特である。全部のカラスではないが、

島では「アイフォン、アイフォン」とアップル社の

回し者であるかのように鳴くのがいた。たまに

そう鳴くのではなく、四六時中「アイフォン」なのだ。

こちら座間でもふつうとは異なる音声で鳴くのが

いた。言葉にはしずらかったので、覚えていない。

九官鳥のように声の物まねができるらしいから、

本来どんな鳴き声も得意なのだろう。

それにやつらは、人を見る。様子を伺う。一昨日か、

珍しく窓の向こうの4,5mにカラスが電線に

留まっていた。普段、止まるような安定した場所

ではなく、車道の真上で電線の中心だったので、

揺れやすかった。が、きゃつは止まっていて、辺りを

見回している。そして、僕にも気づいている様子だった。

が、気にしていない振りか、落ち着いている。こちらに

注目するでもない。1分くらいつきあったが、見なく

なってからは、いつの間にか姿が消えていた。

そうしていなくなった電線を見ながら、先ほどの

カラスを思い出して、想像していると、どうもカラスに

愛情を感じている自分がいた。  

島では朝から夕方までカラスと出くわす。その所為

なのか、慣れて気持ちが向こうになついてしまったか。 

とてもカラス天狗には思えない。 

よく、いじめられたカラスはその人間の顔を覚えていて

仲間を連れて復讐するという。カラスに攻撃されて、

軽い(?)ケガを負ったという話を聞くが、今でも同じ

だろうか?  僕はカラスに接触されたので、その経験

から、恐れず、親しい感情を持つに至ったのだろう。

彼らには彼らのしきたりか、ルールのようなものがある

らしく、港の護岸でカラスとトンビがなにか魚を、死んで

いるのだろう、取り合いをしているように見えたことがある。

そのギャラリーがいて、それもカラスやトンビなのだが、

周りを囲んでいるだけで、取り合いには加わらない。

それを僕はカメラに収めたのだが、その時、上空から

トンビが一羽下りてきて、僕の頭を蹴っていった。と

言っても蹴り上げたのではなく、彼らとしてはふつうに

手加減したのだろうが、カラスよりデカイから、重い。

それで足の骨がコツンッと当たって、痛いほどではないが、

痛いと言いたいくらいだった。どうも写真を撮るような

場面ではなかったらしい。彼らの足の爪の強さと

いったら、本気なら頭に穴が開いて、出血しているところだ。

縄張りや儀式じみた行動があるのかもしれない。

島ではカラスもトンビも多いので、ある程度棲み分けを

しているような気がする。両方が群れているところを

車で通ったことがあるが、お互いに気にしないでそこら

を歩いている。よいお隣さん、という感じで。

島へ通うようになってわかったのは、魚は子育てをして

いるということだ。堤防の護岸から下を見下ろすと、

小魚が群れているが、不思議なことに対になって

佇んでいるのが、ほとんど。すると、そこへ大きなのが

やって来て小魚たちの間を縫って泳ぐ。好戦的な

人間としては、小魚を食しに来たのかと思ったが、

そうではなく、小魚も逃げもしないし、気にもしない。

その大きな魚は2匹で来ていたが、ある程度、観察が

すんだとみると、またいなくなった。彼らは親の魚の

類で、親かもしれないし、その仲間の世話係かもしれない。

ともかく、魚にはある意味、家族構成がある。それは

相模川でも見たし、島でも他にクサフグが小さなうちは

群れて川に潮の干潮で上ったり、下ったりするが、少し

大きくなると数匹で護岸に沿って、仲良く泳ぐ姿をよく

見かける。成長と構成に順序があるのを、伺わせる。


自然のほうがわかりやすいのかもしれない。人間の

文明はほぼ機械まかせなので、ちょうど車の運転は

できても電気系統が故障したりすると、まったく

一人では治せないのと一緒で、なにがどうなったのか、

わからない。

パソコンはこのところ、急に立ち上げると、たぶん、

レジストリのことだろう、そこを開こうとしているが

開くと、不具合が生じる、とかなんとかの表示が

出始めた。なんのことか、わからないし、そういう操作

もした覚えはない。パソコンはネットにつながりにくく

なったりが、急に起こって一度再起動したりするが、

ともかくそういう不安定さには慣れるほど、多い。

原因はわかったり、よりも、わからないまま治ったり

が多いのも特徴か。

最近でもっとも不思議なのはこの部屋の蛍光灯が

古くて、幽霊蛍光灯になったことだ。なんと、昼間に

点けようとしたら点かない。もう寿命か、と諦めていたら、

夕方にも点かず、が、すぐに点いた!なんで?

夜はまず点くが、昼間は不思議にスイッチを入れても

点灯しないのだ。接触不良でないのは明瞭で、夜は

点くのだから。人間のように必要な時に働くのだ。

ああ、文明の不安定さよ。というか、おかしい。

ただの接触不良ではないのだから。

お化け?   (笑える)


*  ブログで「おわり」と入れようとしたのは

  初めてだ、入れなかったが。
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