SSブログ

コロナ終息後を見て [コロナ]

今までに手をつけなかった 多くのことが、 動き出すように見えるし、  

その気配を十分に 感じる。 が、 ・・  

どうだろう、 ほんとうに動き出すだろうか。  

それは コロナの後を 想像していることになるのだが、  きれいな風景が  

見えてしまう。 遊びで、 それが文学的な雰囲気に 味付けされていても  

いい、 という気もする。  または現代的な 建築の  設計の街が  

あったりして。  それならいいが、  悪い風景は 簡単に。  まず、 五輪だろう。 

1年後のオリンピックで IOCが  どれだけ負担するかだが、  ・・?  

負担しない気か?  3兆円が  もう一回かかると、 当たり前に6兆円が 要る。  

政府の手段は 増税しかないだろう。 古くからの手段だ。なら、 五輪、やめちまいな、 

という話だろうと。  

1兆円の黒字になっても、 前回の空振りがあるから マイナス4-5兆円(赤字)。  

と言うのも、 五輪の経済効果は消費押上げと、 その後の波及効果を見積もり計算

していて、これがほとんどだ。  まずこのコロナで世界経済が どれだけ ぶっ壊れる  

のか、 誰もわからない。職を失うものが大量に出ると 言われている中で それが  

来年、 回復するだろうか?   十分な波及効果が見込めるほど、  世界の  

インフラや企業・雇用体制は 健全に維持しているだろうか?  ロンドンオリンピックで 

その経済波及効果は 2兆円を超えると、 予測されていたが  電通総研の予測では  

8000億円になるらしい。  オリンピックが終わって、 8年経つがこれらは どうなった

のだろう?  ロンドンが決まって、 それから8年後のオリンピックが 終わってみては  

8年分で黒字が46億円だったという。 大会のために消費した費用よりも、 外貨や  

国内消費に波及があったということだが、 3200億円以上を費やして、儲け(黒字)が 

46億であってみれば、(オリンピック後は 考えずに) ロンドンは成功と言っていい  

だろう。  

片や、東京だが、始めの試算が8000億円を 超えていた。  昨年の12月で  

もうそれが1兆6000億円を消費してしまったという。  まだかかるという。  

3兆円に迫る、という。 そんないい加減な計算しかできない、委員会だかが  

果たして効果的な運営ができるのか?  黒字にできるのか。  

そして、このコロナの大きなマイナス効果の後で、 どれだけ資金が戻ってくるのか、  

誰も計算できないだろう。 ほとんど予想のつかないコロナ後効果の未来に、  

さらに重なったオリンピック効果の未来だ。 波及どころか、波に波が重なって  

その複雑な影響を 読まなければならない。  大変も大変。  

その指数を入力する人間が  まず読まなければ、 計算機(PC)も 動けない。  

出てきたとしても、その答えの数式や数字に  どういう意味が 隠されているか、  

気づくぐらい、  経済や社会インフラや文化について、 経験がないと  数字を  

語るだけになってしまう。   

僕らは 何を考えるべきだろうか?  僕は そう提案してみる。   

3兆円をかけて、 しかも1年延長の資金問題も考えて、 4-6兆円の予算?  

はたして黒字を 見込めるだろうか?  

個人的には 国家予算になると、 ピンと来ないので、 説明すると 日本の  

2017年のGDP(国民総生産)は 500兆円くらい。 外国人の爆買いなどの収入は 

4兆4000億円くらいで、 GDPの 0,88%に過ぎない。  なので3兆円と

言っても、 0,6%なのだ。   もっともこの金額(3兆円)を銀行に預けると、 

1%の年利でも 1か月に25億円!の利息がついて来る。 サラリーマンの一生涯

で稼ぐお金が 2億円くらいだから、 その人の12倍人生分の 金額が、 一か月で!  



日本の国家予算が 2017年度で 97兆円、 現在では100兆円を 超えて  

いる。 僕らはあまりにも、 生活費からお金を想像しがちで 億とか、兆になると、  

生活感覚ではないので  実際に感覚を もっていない。  それを変更しよう。  

お金は 生活費ではないのである。  だから!  

 ― 生活費は お金ではないのだ。  

生活費は食費でもない。それは計算であって、生活費は お米であり、パンであり、  

うどんやそば、そして、味噌とか醤油とか、 キリがない。  それがなければ、 僕らの  

命が保たないもの、 それはお金を指さない。 1万円札を ありがたくても  食う奴  

はいない。  衣食住に関わるものは、 他人から得るもので、 それは生活を支える。  

そして、贅沢でない遊興費や 教育費などは 本来、 お金がかかり過ぎてはいけない

もので、  政府の助成金などはそのために ある。   

さて、コロナにもどろう。  

日本政府のクルーズ船の対策の失敗は明らかだが、 今はその批判の時ではない。  

同様に、今のちまちまとした対策に、その都度批判をしても、本当のところはまだ  

わかっていない。それどころではないからだ。  ここは変わらず、感染爆発の前に  

例えることができる。 これは終息が見えるまでは、増加傾向が続く限り、いつまでも  

これから数ヵ月でも 言えることだ。     

そうなると、大打撃が待っている。医療崩壊をはじめとして、いろいろな社会インフラ  

が機能しなくなる。  それまでは言うことは言うべきだが、声を荒げる必要は  

まったくない。 気にしなくてもいいくらいだ。 それでも言おう。   

何が起こって、 なにが起きなかったか、  予想外のことや まだ現れていない  

次の問題が何かを、  考えていい時期だ。   少なくても、気に留まったものは  

記憶にとどめ、  何が起きるのか、起きたのかに 眼を向ける。  

それから終息時には、  これから何が必要になるのか、 どんな仕事が要望  

されるのか、  なにを仕事にすればいいのか、 そういうことが重要になってくる。    

それには どんなことが仕事として終わってしまうか、 また仕事の形態が  

変わるのはどういう場合かという 予兆が見えてくる。  それで変わった後は  

どうなるか、 何が必要とされるか、 を考えると、 TVや ネットで海外の  

ニュースを 観るのが楽しくなってくる。  今、  この今が  新しい時代の  

変わり目で  それで令和になったことが、  あと5年もすれば、わかる。  

そういう鷹の目、  鳥瞰をもつのに、  いい機会だと思う。  それは  

俯瞰する、 大局を観る、  戦略の思考を 育てる、  ということ。  



2008年の ギリシャのアテネオリンピックではどうなったか、 五輪後は  

政府が国民に借金を隠していたので、 しかも、公務員を多く雇い、  

給与も大盤振る舞いしていたので、あまりにいい加減なため、借金を  

さらに重ねて、 国家破産。 悪名高い I M F(国際通貨基金=金貸し)が

乗り込んできて、 ギリシャ市民に 無理難題の要求をしたのは、 記憶に新しい。  

日本の政府は 戦後GHQに 抑えられながらも、 経済の根幹を抑え、 

大企業と銀行を抑えて(保護して)、見かけはアメリカ用に、資本主義国 を装った。 

実際は、 修正資本主義的社会主義とでも言うのだろうか、おかしなもの

だったが ・・・。  

その頃の政策は、 経済的にはよかった。今は、 いまだにそれだけという、  

無策ぶりが、 コロナ対策でも 現れている。 ま、初めてだから、というのも  

半分、 よくやっているのも ま、見られることは見られる。 褒められたものでは

ないが (これが 偶然、 協力を呼んで うまくいったりするかも? 期待は

しないが) ・・・。   

  

コロナ終息までに、 なにがこれから起きるのか? 起きないか?  

その波及によって  僕らの生活で何が  変化をこうむるだろう?  

それは 日本の社会と 僕らの生活のなにかを  変えてゆくだろう。  

それが東京五輪の 来年開催にも多大な影響と 結果を  もたらすことだろう。  

それは 今、  皆の目の前で  起きていることに つながっている。  

それが  きょうびの  日々というもの、 なんだな、 これが。  

TVのどの局も コメントのコロナ関係のテーマは、 大局的に見て  半分は  

どうでもいいことをしているし、  そんな近視で見ていたら、  全体で  

何が進んでいるのかを  見逃してしまう。  新聞は もっとひどい(だろう)。  

まず、そういうことにも  気づきましょう。  では  -

もうひとつ、  今は コロナに向かうことと、  コロナを無視する時間を

作ること、  その二つの使い分けが 大切になる。 それは 生活費の  

ために  好きな仕事ならいいが、 したくない仕事でもしている。 それと  

同じ 両方を渡り、 コントロールが 大切になるから。  

― ということで 。。
nice!(21)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。