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山男

この足を 見てくれ

この足で  歩いてゆく

2012年には 2度目の挑戦で 富士に初登頂した

みじめでもあった 女の子に登り途中で

よく 抜かれた  そんな経験も初めて

夜明けの 予定も 昼近くの登頂になった

ま でも  一度は登っておく富士に  登った

夜中に登り始める 翌日には下りる 弾丸登山も

果たした

北アルプスは 登ったが  富士に登っていないでは

なんだか 山男としては

この先 死ぬまで  やり残した気がするだろう

2010年では もう2合を残して 膝に来た痛みが

我慢できない

その膝で その夜のうちに 砂走りを下り

2年で 膝を鍛えるのを 誓った

いいんじゃない  これで

それから五年  今度は普通に歩いて 膝に痛みが来た

とうとう  そんな年齢か と

でも

負けなかった  自分を信じた

むしろ 山男の 自己治癒力を。

歩くと 右ひざに 強い痛みが 走る

長崎の島へ着いて 最終バスが なかった

荷物もあり  家まで 5,6km あった

まっすぐ足を出せば 痛みは少ない

膝頭を左右に 曲げると  激痛だ

1時間歩いて  荷物を近くの 植え込みに投げた

家まで着いて 車で取りに戻ればいい

車の運転は 楽だった

不思議なことに  翌日は 朝から

足は なんともなくなった

痛みが 引いてしまったし ほぼ

ふつうに 回復してしまって いた

これを機に 意識を膝に 当てることを 覚えた

痛いと来たら 痛いぞと 膝に言ってやるのだ

また不思議なことに

長崎から 座間へ帰ったら  痛みがややぶり返し

左に 痛みが来た

それから 交互に と

いろいろ 紆余曲折しながら

それでも 変わりなかった

激痛には 痛いぞ、このやろー!と

自意識を くり返しぶつけた

痛みは  頭まで達し 血管が切れるかと

それでも 変わりなかった

痛いぞ、このやろー!を くり返した

現在、1年近くになるが  膝は直っていないのか

直っているのか わからない  中間なのだ

長く足を組んでいると  鈍い痛みがあるが

たいしたことはない

信号でも 間に合うように走るくらいは 平気だ

だが 1時間も歩くと かったるくなる

日常生活なら 100% オーケー

膝を使う 運動は1~2時間で  いっぱいだろう

なんにせよ 一度も医者へは 行かず

なんの痛み止めも  服用せず

ロハで  ただ 山男精神だけで

膝の痛みは  克服された  めでたし

足の悪い人は  痛みから逃げることしか していない

気の毒に思うが

激痛と 戦うのは  簡単に やりなさい、とは

言えないものだ

痛がり屋の人は いるから

死ぬ気になったことがない人は たいてい

そういう 痛がり屋だ

山男の話では 腕に深い切り傷を 負った時に

自分で 縫い針で麻酔は もち なしで

傷を 何針も 縫った人がいる

僕の 中学の先生だった

山男の なんたるかを 悟らせてくれた



*現在では、膝の軟骨の移植手術(または代替品か)ができる。

 これをすれば一発で痛みはなくなる、と聞いている。痛がり屋の人は

 これだろう。
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風邪日記

長崎の島から帰り、風邪をひいていた

微熱だったが、歯を抜く日でもあり、念のため病院に。

おいおい、検査結果はインフルエンザA型だと

歯科医ばかりか、仕事も休む羽目に

と、6日もやすみになって、喜んで ”も” いる。

インフルは風邪ではないらしいが、風邪と言えない

理由が知らないままだった。

肩から背中にかけて筋肉痛だが、熱もたいしたことないので

この2日はどこにも出ずにおとなしくしているつもりだ。

微熱なので、医者の言う「熱が下がったら」の加減が

わからない、はは、と笑うとこじゃないが。

よく寝られるが、よく食べるのに自分で驚く

昨日の昼はかつ丼を食べた。

晩はおでんを、いつもよりうまいと感じながら

かなり食べた。

ふつうのインフルで熱が高かったら、こうは

いかないのだろう

なので、何が悪いのかインフルエンザ、という感想。

でも

詩は 浮かびそうもない、確かに。

集中力は無理らしい

悪くもなし、よくもなし、インフルかな。
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